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楽天モバイルがDMM mobile、DMM光の事業買収を発表!ユーザーのメリット、デメリットを解説

楽天モバイルのDMMモバイル、DMM光の買収のイメージ

楽天モバイルは2019年7月9日に、DMM.comのMVNOサービス「DMM mobile(DMMモバイル)」と光回線サービス「DMM光」の事業を9月1日付で承継する、と発表しました。

楽天モバイルは2019年10月に、携帯電話キャリア事業参入を計画しており、DMMモバイルの買収で顧客基盤を拡大したい考えです。
また楽天は通信の他、Eコマースやデジタルコンテンツなど70を超えるサービスから成る「楽天エコシステム」と呼ばれる独自のマーケットを展開しており、今回の買収は相互サービスの相乗効果を高める狙いもあります。

楽天の狙いはさておき、実際にDMMモバイルやDMM光を利用していた人たちにとって、メリットはあるのかそれとも不便になるのか気になるところですよね。
結論から述べると、楽天のグループサービスを頻繁に利用していたユーザーにとってはメリットが大きそうです。
ポイントの用途が広がるため、余ったポイントを無駄な買い物などに使用する機会が少なくなります。
一方で、楽天よりもDMMのサービスの方が利用頻度が高いという人にはデメリットかもしれません。

この記事では楽天モバイルのDMMモバイル、DMM光の事業承継について解説しました。
ユーザーはどんなところが変わるのか、併せて解説します。

楽天モバイルのDMMモバイル、DMM光の事業承継

楽天モバイルは「会社分割」と呼ばれる方法で、DMM.comのDMMモバイルとDMM光の事業を承継します。

会社分割とは、M&Aの手法のひとつで、会社が持つ事業に関する権利義務の一部または全部を他の会社に承継させる方法です。
今回DMM.comは、数ある事業のうち、DMMモバイルとDMM光の2つの事業に関して、自社から分割して楽天に承継させた形となります。
金銭による会社分割となり、楽天は対価として約23億円をDMM社に交付する予定となっています。

事業主体が変わるのは2019年9月1日付ですが、サービス名や料金、支払い方法などは一切変わりません。
変わるのは後述しますが、ポイントの付与の形のみです。

楽天モバイルのDMM事業買収の狙いは?

楽天モバイルがDMMモバイル、DMM光の事業を承継した主な狙いは下記の2点です。

  • 10月から開始する携帯電話キャリア事業の顧客基盤固め
  • 「楽天エコシステム」の拡大

詳細を次で紹介します。

10月から開始する携帯電話キャリア事業の顧客基盤固め

今回の買収の大きな目的のひとつは、10月から開始する携帯電話事業の顧客基盤固めです。

これまで、自社回線を持って携帯電話通信サービスを提供している企業(MNO)はNTTドコモKDDIソフトバンクの3社だけでした。
これに対して近年話題の格安SIMを提供する企業はMVNOと呼ばれ、MNOの回線を間借りしてサービスを提供している仕組みとなっています。

楽天はMVNOとして楽天モバイルを提供していますが、2019年10月からはMNOとしてサービスを提供する予定となっています。
楽天の携帯電話事業には、第4のMNOとして従来の3キャリアと比較してどこまで競争力を出せるキャリアになるのか、料金体系や利便性などに注目が集まっています。

DMMモバイルはMVNOとして、約24万の契約者が存在します。
今回の買収は、この約24万の顧客を楽天グループの顧客として取り込み、将来的に自社の携帯電話キャリアへ誘導させる狙いがあると考えられます。

第4の携帯電話キャリアサービスとして、早期に顧客を拡大させたい狙いがあります。

「楽天エコシステム」の拡大

もう一つの目的が「楽天エコシステム」の拡大です。
楽天エコシステムとは、楽天が運用するサービスの相乗効果を狙う独自のビジネスモデルのことを指しています。

楽天グループは70を超えるサービスを運用しています。
会員は共通のIDでエコシステム内の複数のサービスを利用でき、「楽天スーパーポイント」を溜めたり、使ったりすることができます。
楽天はこのエコシステムの規模を拡大させればさせるほど、各サービスの相乗効果が期待できます。

今回の買収で、MNVO事業や光回線事業の顧客を取り込んで、エコシステムの拡大を図る考えです。

DMM事業の買収で変わる点、ユーザーのメリットは?

では今回の楽天のDMMモバイル、DMM光の買収でユーザーにとって大きく変わる点はあるのでしょうか?
また、ユーザーにとってメリットはあるのでしょうか?

今回運営事業者が楽天に変わっても、料金や支払い方法、サービス内容そのものは変わりません。
しかし、付与されていたポイントがDMMポイントから楽天スーパーポイントへ切り替わることが大きな違いです。

楽天のサービスの利用頻度が高い人はメリットがありますが、反対に頻度が低い人にとってはデメリットになってしまうかもしれません。
詳細を次項で解説します。

用途の少なかったDMMポイントから楽天スーパーポイントへ切り替わる

DMMモバイルやDMM光の利用で付与されたDMMポイントは、9月1日以降楽天の「楽天スーパーポイント」へ付与されることになります。
DMMポイントは用途が一部に限られていましたが、楽天ポイントは70を超える楽天のサービスなどで利用できるようになります。

これまでDMMポイントは下記の形で付与されていました。

還元率 有効期限
DMMモバイル 10% 3か月
DMM光 1% 6か月

つまり、毎月DMMモバイルに5,000円、DMM光に4,000円支払っていた人は、合計540ポイント付与されていました。
DMMポイントは1ポイント1円として利用できるプリペイド式の電信マネーですが、DMMポイントの用途は下記のものに限られていました。

  • DMMが運営する動画やゲーム、通販の支払い
  • 電子マネーへのチャージや携帯料金の支払いなど

DMMのコンテンツを使用しない人には、用途が非常に限られるため、使い勝手の悪いポイント制度と感じるユーザーも多いようです。
ポイントの用途が広がるため、DMMモバイルやDMM光を利用していた人にはメリットがありそうです。

DMMモバイル、DMM光ユーザーの反応

Twitterを見てみると、今回の買収でメリットを感じるユーザーが多いようです。

ただ、DMMポイント目当てにDMMモバイルやDMM光に加入している人もいます。
楽天をメインで使用していない人には、買収後のポイントの切り替えは不利益でしかないと感じる声もあります。

これはどちらのサービスをメインで利用しているかで、ニュースに対する印象が異なっている様子です。
DMMのサービスを頻繁に使用していた人は、これを機に楽天のサービスを使うようにしても良いかもしれません。

DMMモバイル、DMM光サービスの今後

当面は買収後も引き続きDMMモバイル、DMM光を継続利用することができます。

10月からの楽天のMNOサービスや楽天の回線サービス「楽天ブロードバンド」に統合される予定はないとしています。
しかし、DMMモバイル、DMM光の新規の契約は停止する予定としているので、将来的には統合される可能性は高いかもしれません。

まとめ

ここまで楽天モバイルのDMMモバイル、DMM光事業の買収について解説しました。

楽天としては、10月からのMNO参入に向けた準備を進めている様子がうかがえます。
ユーザーからすると、料金や支払い方法などは変わりませんが、付与されるポイントがDMMポイントから楽天スーパーポイントへ変わる点が大きな変化となります。
使用できるサービス数が非常に多いことが楽天グループの大きな特徴です。
ポイント制度の変更はデメリットとは言えませんが、DMMサービスをメインに利用していた人にとっては、制度が変わることで煩わしく感じる人も多いようです。

10月からのMNO参入もあわせ、今後の楽天の動向に注目が集まっています。

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