auひかりの引っ越しは継続と乗り換えどっちがお得?手続き方法と工事費用

auひかりを引っ越し先で利用したいとき、どんな手続きが必要でどれだけ費用が必要か、見当がつきませんよね。
auひかりは他社の光回線会社と比較して、かかる費用やキャッシュバック、申し込みの手続きが少し複雑です。
事前にしっかり確認しておかないと、受け取ることができるキャッシュバックも少なくなってしまいます。
引越し先にauひかり回線を引く人は、大きく分けて以下の二つに分かれます。
- auひかりを新しく引越し先に引く人(新規契約)
- auひかりを使っていて、引っ越し先でも継続して利用したい人(継続手続き)
この記事では、上記2タイプに分けて、手続きや費用を解説します。
キャッシュバックの受け取り方法なども紹介します。
ぜひ参考にして、お得に引っ越し手続きをしてください。
事前に引越し先がauひかりの提供エリア内か確認する
新規契約の場合も、継続手続きの場合も、必ず引越し先がauひかりの提供エリア内か確認する必要があります。
エリア外であればauひかりを利用できません。
またauひかりは他社のコラボ光系回線と比較しても、提供エリアが狭いです。
引越し先が対応していなければ、auひかりをあきらめるのほかありません。
提供エリアかどうかは、以下のサイトで確認ができます。
提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社
引越し先の住所が決まっていれば、フォームに従って入力し、確認してください。
提供エリア外であれば、auひかり以外の回線に契約することを検討しましょう。
新しくauひかりを契約する場合にかかる費用
引越し先で新しくauひかりを契約する際に必要な費用は以下の通りです。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
工事費 | 37,500円 | 30,000円 |
手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
合計 | 40,500円 | 33,000円 |
※2018年11月現在
このほかにも、土日祝日に開通工事を行う際は、3,000円の手数料が必要になります。
ご覧の通り、高額な費用が必要になってしまいます。
ただ同様に受け取ることができるキャッシュバックの金額も高額です。
詳細は次項で解説します。
新規契約で受け取ることができるキャッシュバック
auひかりの場合、必要になる費用が高額ですが、その分受け取ることができるキャッシュバックも大きいです。
新規契約の際、受け取ることができるキャッシュバックの一例は以下の通りです。
- 工事費相当額の月額利用料金割引
- 戸建てだと5年間、マンションだと2年間、毎月の月額基本料金の割引が継続されます。
戸建ての場合625円×60か月=37,500円、マンションの場合1,250円×24か月=30,000円の工事費用がキャッシュバックされます。
ネットと電話をセットで契約することが条件となります。 - 10,000円キャッシュバック
- ネットと電話をセットで新規契約すると、10,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。
また他社からの乗り換えの場合、受け取ることができるキャッシュバックが増えます。 - auひかりスタートサポート
- 他社回線の解約金相当額最大30,000円分をauウォレットのプリペイドカードへのチャージでキャッシュバックされます。
戸建ての場合「ずっとギガ得プラン」への加入、マンションの場合電話と電話のオプションパックへの加入が条件です。
ほぼ工事費の全額をキャッシュバックで受け取ることができます。
契約継続期間や加入するプランなど、条件がいくつかありますが、条件を満たせば大きなキャッシュバックを受け取ることができます。
結果的に契約に必要な費用を上回るキャッシュバックを受け取ることができる場合があります。
損をしないよう、確実に受け取りましょう。
引越し先で新規契約するために必要な手続き
主な手続きの流れは次のようになります。
- KDDIへauひかり新規契約の申し込みをする
- 契約するプロバイダ、プランを決める
- 引越し先の住所や必要事項を伝える
- 引越し先での工事日を決定する
- 接続に必要な機器を受け取る
- 開通工事を受ける
- 機器をつなぎ、インターネットに接続する
以上で、引越し先へauひかりを接続することができます。
auひかりを移転手続きする際に必要な費用
引越し前と同様、引っ越し先でもauひかりを利用する場合、移転手続きが必要になります。
ただ、auひかりの移転手続きは少し特殊で、契約手続きの上では、一度契約を解除することになります。
また契約するプロバイダによって、手続きが異なってくるので、事前にしっかり確認する必要があります。
先述した通り、auひかりの移転手続きは一度解約手続きを行った上で、新規契約する形となります。
このため、必要な費用が高額になります。
移転手続きに必要な費用は以下の通りです。
- プロバイダの契約解除料(約1万円)
- 回線工事撤去費用28,800円(戸建て必須/、マンション任意)
- 工事費の残債
- 工事費を分割で支払い、またキャッシュバックを受けていて、満額支払い終えていない場合の残り金額
- 新規開通工事費
- 戸建て37,500円、マンション30,000円
- 手数料800円
場合によっては、移転だけでも数万円費用が必要になってしまいます。
ただ、auひかりはキャッシュバックの金額も大きく、移転の際でも新規契約同様にキャッシュバックを受け取ることができます。
詳細は次で紹介します。
auひかりの移転手続きでもらえるキャッシュバック
移転手続きの場合、先述したほとんどの費用がキャッシュバックで戻ってきます。
キャッシュバック、または免除される費用は以下の通りです。
- プロバイダの契約解除料、回線撤去費用
- 契約に変更がない場合は免除となるプロバイダがほとんどです。
- 工事費の残債
- 一旦は支払う必要が生じますが、移転翌月に同額分がキャッシュバックされます。
- 新規開通工事費
- 新規契約時同様、毎月の月額利用料金からの値引きという形でキャッシュバックを受け取ることができます。
上記の通り、キャッシュバックを申請することで、実質手数料の800円だけで移転ができます。
auひかりは高額な移転費用が必要ですが、その分キャッシュバックも大きく、移転費用を抑えることができます。
ただ、キャッシュバックの申請漏れがないようにしましょう。
詳しくはauひかりの引越しでキャッシュバックを利用してお得にする方法で紹介しています。
参考にしてください。
auひかりの移転手続きの手順
auひかりの移転手続きに必要な手順は次の通りです。
- KDDIや契約するプロバイダに移転の申し込みをする
- 引越し先や工事日を伝える
- 契約解除料などを支払う
- レンタルしていた機器などを返却する
- 引越し後、開通工事を受ける
- インターネットに接続する
- キャッシュバックを受け取る
以上です。
引越し先でauひかりを契約する際の注意点
新規契約の際でも、移転手続きの際でも、手続きの際の注意点があります。
事前に確認しておいてください。
- キャッシュバック申請に条件がある
- キャッシュバックの申請条件が細かく設定されていることがあります。
各種オプションプランへの加入や、申請のタイミングなど細かに指定されます。
少しでも漏れや遅れがあると、キャッシュバックを認められないことがあるので、確実に申請しましょう。 - 移転手続きの場合、レンタルしていた機器は必ず返却する
- 移転手続きでもレンタルしていた機器は一度返却しましょう。
移転の際でも必要なの?」と思うかもしれませんが、auひかりの場合、必ず必要です。
返却を怠ると、実費分を請求されてしまう可能性があるので、忘れずに返却しましょう。 - 引越しの1~2か月前に手続きを始める
- 工事日の調整に1~2か月時間がかかります。
とくに引越し繁忙期の2~4月は、2か月以上必要になる場合があります。
手続きが遅れると、引越し後インターネットを使用できない期間が生まれてしまいます。
すぐにインターネットに接続できるようにするためにも、早めの手続きをお勧めします。
引越し先がauひかりの提供エリア外の場合
引越し先がauひかりの提供エリア外だった場合、他社回線に乗り換えましょう。
auひかりは解約金や工事費の残債が大きく、解約時の費用負担が大きいですが、回線会社によっては負担してくれる場合があります。
各社のキャッシュバックキャンペーンを確認し、お得に乗り換えられる回線会社、代理店を選びましょう。
エリア外だった場合の乗り換えについては、引越し先がauひかり提供エリア外の場合の対処法で紹介しています。
参考にしてください。
まとめ
ここまで、引っ越し先でauひかりを利用する際の手続きや費用について解説しました。
auひかりは手続きが少し複雑で、初期費用も比較的高額です。
ですが、ひとつひとつ手続きを踏んで、キャッシュバックなどを活用できれば、費用もそれほど必要とせず、引っ越し先へインターネットを開通させることができます。
面倒に思わず、順を追って手続きを行いましょう。
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