フレッツ光のBフレッツが2020年1月末終了!ドコモ光に転用するべき人は?

NTT東日本のブロードバンドサービスである「Bフレッツ・ニューファミリータイプ」が、2020年1月末に終了します。
それに伴い、NTT東日本エリアにお住まいでドコモユーザーの方は、「フレッツ光ネクスト」へ移行するか、「ドコモ光」にするか迷っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から申し上げると、ドコモユーザーはドコモ光に変えたほうがおトクです。
Bフレッツ・ニューファミリータイプを契約している方は、早めにフレッツ光ネクストにするか、ドコモ光にするか決めないと、2020年2月からインターネットに接続できなくなってしまいます。
なかには、同じNTTグループだからサービスや金額も似たようなものだと思っている方、どちらでもいいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、両方の金額やサービスを調べ、納得してから契約したいのが本音だと思います。
そこで、今回はフレッツ光ネクストとドコモ光について解説いたします。
特に、NTT東日本エリアにお住まいの方で、フレッツ光のBフレッツからドコモ光へ転用を考えている方はぜひ参考にして下さい。
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
フレッツ光ネクストとは?
フレッツ光ネクストとは、NTT東日本エリアとNTT西日本エリアで提供されている、高速光回線のインターネットサービスです。
インターネット回線、IP電話(ひかり電話)専用回線、映像配信回線(ひかりTV)の3つをまとめた新しい光回線の定額サービスとして、多くの方に利用されています。
フレッツ光はインターネット回線の商品名で様々なタイプがあるのですが、今回、NTT東日本のフレッツ光「Bフレッツ・ニューファミリータイプ」が2020年1月末に終了します。
これを受けて、Bフレッツ・ニューファミリータイプを契約している方は、現在、フレッツ光ネクストへの移行を推進されています。
また、来る2021年1月31日には、Bフレッツ・ベーシックタイプ、Bフレッツ・ビジネスタイプの提供も終了します。
これらのサービスを利用している方は、提供終了前に、フレッツ光ネクスへ移行するか、ドコモ光をはじめ他の回線にするかを早めに検討しておきましょう。
ドコモ光に転用するべき人は?
冒頭でも述べていますが、ドコモ光に転用するべき人は、ずばりドコモの携帯電話を利用している方です。
なぜなら、各サービスが適用されることで、金額面がだいぶおトクになるからです。
例えば、ドコモ光へ転用することで下記のようなメリットがあります。
- ドコモ光セット割が適用される
- dポイントのプレゼントがある
- 工事費はドコモ光の方が安い
インターネットもスマートフォンの料金もお得にしたい方は、ぜひ検討してください。
転用について詳しく知りたい方は、こちらの記事も確認をしてください。
ドコモ光とフレッツ光の違いを徹底解説!転用のメリットデメリット
それでは、次項よりメリットを詳しく説明していきます。
ドコモ光セット割が適用される
先述していますが、ドコモユーザーの方はドコモ光にすると「ドコモ光セット割」が適用されます。
ドコモ光セット割は、契約プランに応じて割引が受けられるサービスです。
それでは、ドコモユーザーである下記の方がドコモ光に転用した場合と、フレッツ光ネクストに移行した場合の料金を算出してみましょう。
- 単身でマンション(16世帯以上)にお住まいのAさん
- 3名家族で戸建てにお住まいのBさん
条件は下記で設定します。
- ドコモ光の契約タイプ:タイプA
- フレッツ光の契約タイプ:NTT東日本 光ネクスト ギガファミリースマートタイプ/ギガマンションスマートタイプ
また、ドコモのスマートフォンの料金プランは「ギガホ」に設定します。
家族も全員ドコモユーザーとして設定します。
では、料金例を確認していきましょう。
■単身でマンション(16世帯)にお住まいのAさんの場合
基本料金 | ドコモ光セット割 | 合計 | |
---|---|---|---|
ドコモ光(タイプA) | 4,000円 | -1,000円 | 3,000円 |
フレッツ光ネクスト(NTT東日本) | 3,550円 | - | 3,550円 |
(※税抜)
表をご覧頂くとわかるように、ドコモ光セット割が適用されると、月額料金はフレッツ光の月額料金より550円安くなります。
年額では6,000円の差額が出るため、ドコモユーザーはドコモ光にした方がおトクだとわかります。
■3名家族で戸建てにお住まいのBさんの場合
基本料金 |
ドコモ光 セット割 |
みんな ドコモ割 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
ドコモ光(タイプA) | 5,200円 | -1,000円 | -1,000円 | 3,200円 |
フレッツ光ネクスト (NTT東日本) | 5,200円 | - | - | 5,200円 |
(※税抜)
上記のBさんの場合は、家族3名ともドコモユーザーです。
そのため、ドコモ光セット割に加えて「みんなドコモ割」が適用されるため、合計2,000円の割引となります。
年額では24,000円の差額が出るので、家族もドコモユーザーであればドコモ光が断然オススメです。
dポイントのプレゼントがある
2019年8月現在、ドコモ光は転用の方にdポイントを5,000ポイント(期間・用途限定)プレゼントするキャンペーンを実施中です。
1ポイント=1円のため、ドコモユーザーはドコモ光に申し込むとお得に転用することができます。
残念ながら、Bフレッツからフレッツ光ネクストに変更しても特典はありません。
工事費はドコモ光のほうが安い
Bフレッツからドコモ光に転用する際や、Bフレッツからフレッツ光ネクストへ変更する場合、若干の工事費が発生します。
なぜなら、Bフレッツは回線の通信速度が最新ではないからです。
そのため、ドコモ光で転用する場合は回線のアップグレード工事が必要になります。
ドコモ光のアップグレード工事(品目変更)の費用は7,600円(税別)です。
一方、Bフレッツからフレッツ光ネクストに変更する場合の工事費は下記の通りです。
フレッツ光ネクスト(変更後) | ||
---|---|---|
Bフレッツ(変更前) | 戸建て | 集合住宅 |
18,000円 | 15,000円 |
(※税抜)
このように、ドコモ光に転用する場合・Bフレッツからフレッツ光ネクストへ移行する場合、どちらも工事費が発生してしまいます。
しかし、確認するとドコモ光の工事費が安いことがわかります。
ドコモ光の公式サイトには「工事料金シミュレーション」 もあるので、詳しく知りたい方は確認をしてみてください。
ドコモ光への転用時に気をつけること
ここまでは、フレッツ光ネクストとドコモ光について説明いたしました。
両方を比較しても、月額料金・工事費が安いうえ特典等の適用があるので、ドコモユーザーはドコモ光が断然おトクだということがわかります。
ただし、ドコモ光へ転用する際は下記の点に気をつけましょう。
- Bフレッツのサービスが終了するまでに工事を申し込むこと
- ドコモ光でプロバイダを変更する人は、フレッツで使用していたプロバイダの解約を忘れないこと
- ドコモユーザーではなくなる場合も考えておくこと
2020年1月のサービス終了まで期日がないため、ギリギリに申し込むと工事のスケジュールが希望に沿わなくなるかもしれません。
また、よくあるのはプロバイダ変更時、以前のプロバイダを解約し忘れてしまうことです。
手続きを忘れると、ずっとプロバイダ料を請求され続けますので気をつけましょう。
また、ドコモユーザーではなくなった場合、もちろんドコモの割引が適用されません。
ドコモ光へ転用する前に、必ず確認をしておきましょう。
まとめ
2020年1月末にBフレッツ・ニューファミリータイプが終了することを受けて、今回はNTT東日本エリアにお住まいのドコモユーザーへ向けた情報をお伝え致しました。
フレッツ光ネクストとドコモ光。
どちらを選んでも回線の品質は変わりませんが、サービスや金額面がおトクになるため、ドコモユーザーはドコモ光へ転用することをおすすすめ致します。
サービスの提供期限が近づくと、スムーズな移行が難しくなってしまいます。
契約の手続きは余裕をもって行なってくださいね。
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
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