ドコモ光への転用で、フレッツ光で契約していたオプションサービスはどうなるの?

フレッツ光を利用している方は、ドコモ光への転用が可能です。
ドコモ光はドコモ携帯との連携割引が可能で、ドコモユーザーには非常にお得な回線のため、検討している方も多いと思います。
フレッツ光で契約していたオプションはドコモ光に転用しても、基本的には引き継ぐことが出来ます。ただ、一部引き継げないものや制限が付くものがあるので注意が必要です。
「気が付いたらお気に入りのオプションが使えなくなっていた」なんてことになったらとても悲しいですよね。
ドコモ光に引き継げるオプションと引き継げないオプションは以下の通りです。
・ドコモ光へ引き継ぐことのできるオプション
- NTT東日本のオプション
- ひかり電話、フレッツ・テレビ、U-NEXT、ひかりTV、Hulu、フレッツ・スポット、フレッツ・ミルエネ、リモートサポートサービス、フレッツ・ウイルスクリア、フレッツ・あずけ~る、フレッツ・あずけ~るPROプラ、なおせ~る、24時間出張オプション、フレッツおでかけパック、フレッツ光モバイルパック、セットアップサービス、訪問サポートサービス、@ビリング、光☆DUETTO、NTTグループカード、050IP電話対応機器、フレッツ・セッションプラス、フレッツ・VPNゲート、電報、ホームゲートウェイ、無線LANカード、ホームゲートウェイ
- NTT西日本のオプション
- ひかり電話、光だんらんテレビ、フレッツ・テレビ、ひかりTV、Hulu、U-NEXT、光BOX+、リモートサポートサービス、セットアップサービス、訪問サポートサービス、ひかり機器保証、セキュリティ対策ツール、セキュリティ機器見張り番、セキュリティ機能まるごとWebフィルター、フレッツ・あずけ~る、フレッツ・セッションプラス、フレッツ・プラス、フレッツ・v6アプリ、ホームゲートウェイ、フレッツ光モバイルパックLTE、フレッツスポット、光ポータブルLTE、ホームゲートウェイ、無線LANカード、スカパー!、フレッツ・セッションプラス、フレッツ・VPNワイド、フレッツ・VPNゲート
・ドコモ光への転用で使えなくなってしまうオプション
- NTT東日本のオプション
- フレッツメンバーズクラブ、フレッツまとめて支払い、光ソフト使い放題、ソフト配信プラットフォーム、フレッツ・VPNワイド、フレッツ・ソフト配信サービス
- NTT西日本のオプション
- Club NTT WEST、フレッツまとめて支払い、ソフト使い放題onフレッツ、iRemoconforフレッツ
それぞれのオプションのサービス内容は以下のサイトで確認できます。
NTT東日本オプション
NTT西日本オプション
この記事では転用の際、ドコモ光へ引き継げるオプションと引き継げないオプションのさらに詳しい説明をしていきます。
ぜひ転用をする際の参考にしてください!
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
ドコモ光転用後もオプションは基本的に継続利用できる
ほとんどのオプションはドコモ光転用後も引き続き利用できます。
転用後も利用できるオプションは提供元がNTTとドコモ光に分かれます。ただ、提供元が変わるだけで、これまでと変わらずオプションを利用し続けることが出来ます。
ドコモ光転用後もNTTから料金の請求がくることがありますが、二重請求ではないので安心して下さい。
次項からそれぞれについて説明していきます。
NTTから引き続き提供されるオプション
NTTから引き続き提供されるオプションは以下の通りです。
- NTT東日本のオプション
- U-NEXT,ひかりTV,Hulu,フレッツ・スポット,フレッツ・ミルエネ,フレッツ・ウイルスクリア,フレッツ・あずけ~る,フレッツ・あずけ~るPRプラ,なおせ~る,24時間出張オプション,フレッツおでかけパック,フレッツ光モバイルパック,セットアップサービス,訪問サポートサービス,@ビリング,光☆DUETTO,NTTグループカード,050IP電話対応機器,フレッツ・セッションプラス,フレッツ・VPNゲート,電報
- NTT西日本のオプション
- 光だんらんテレビ,ひかりTV,Hulu,U-NEXT,光BOX+,セットアップサービス,訪問サポートサービス,ひかり機器保証,セキュリティ対策ツール,セキュリティ機器見張り番,セキュリティ機能まるごとWebフィルター,フレッツ・あずけ~る,フレッツ・セッションプラス,フレッツ・プラス,フレッツ光モバイルパックLTE,フレッツスポット,光ポータブルLTE,スカパー!,フレッツ・セッションプラス,フレッツ・VPNゲート
「ひかり電話」や「フレッツ・テレビ」など基本的なオプションサービス以外のものは引き続きNTTから提供されます。
上記のオプションはNTTとの契約になるので、ドコモ光に転用していてもNTTから請求がくることに注意しましょう。
ドコモ光へ提供先が変わるオプション
転用後も使えるオプションの中でドコモ光に提供元が変わるものは、基本的に転用にあたって何らかの手続きをする必要はありません。
転用の際、自動的にドコモ光のオプションに切り替わるからです。
ドコモ光に提供元が変わるオプションは以下の通りです。
フレッツ光での名称 | ドコモ光での名称 |
---|---|
ひかり電話 | ドコモ光電話 |
フレッツ・テレビ | ドコモ光テレビオプション |
リモートサポートサービス | フレッツ光と同様 |
無線LAN | フレッツ光と同様 |
ホームゲートウェイ | フレッツ光と同様 |
ご覧の通り、オプションによっては一部名称の変わるものもあるので注意しましょう。
上記のオプションは回線会社内で引き継ぎ作業が行われるため、転用にあたって必要な手続きはありません。
転用によってサービスが終了するオプション
ドコモ光への転用によって使用できなくなるオプションがありますが、ほとんど問題はありません。
転用によって使用できなくなるオプションはフレッツ光の料金を確認したり、料金の支払いをしたりするためのオプションだからです。
NTT東日本/西日本共に転用により使えなくなるオプションはドコモ光では不要なサービスです。
・転用によってサービスが終了するオプション
NTT東日本 | NTT西日本 | サービス内容 |
---|---|---|
フレッツメンバーズクラブ | Club NTT WEST | フレッツ光のポイントを貯めることが出来、たまったポイントは商品と交換できるサービス |
フレッツまとめて支払い | フレッツまとめて支払い | ネットショッピングの代金を毎月のフレッツ光の請求書に合算するサービス |
光ソフト使い放題・ソフト配信プラットフォーム | ソフト使い放題 on フレッツ | 月額利用料を払えば好きなパソコンソフトが何本でも使い放題になるサービス |
iRemocon for フレッツ | スマホと家電を連携させ、遠隔で操作できるサービス | |
フレッツ・VPNワイド | 安価・簡易にプライベートネットワークの構築が可能となるIP-VPNサービス | |
フレッツ・ソフト配信サービス | 簡易かつ安価にソフトの配信が可能なサービス |
上記のオプションはドコモ光では不要なオプションのため、転用で使えなくなったとしても何も問題がないのです。
継続利用に条件がある、または一部サービスが制限されるオプション
転用後も引き継げるオプションの中にはサービスが一部制限されてしまうものがあります。
逆に、転用後に使用できなくなるオプションの中には条件によっては引き継げるものもあります。
今からはこの2つについて詳しく説明していきます。
「フレッツ・あずけ~る」は転用によってデータが消える可能性がある
NTT東日本から提供されているストレージサービス「フレッツ・あずけ~る」は転用によって、データが失われてしまう可能性があります。
なぜなら、転用によって5GB~10GBの増量特典対象のプランから、外れてしまう場合があるからです。
対象となるプランは「フレッツ光メンバーズクラブの会員」「リモートサポートサービス」「オフィスまるごとサポート(ITサポート)」です。
転用後、容量を超えるデータは翌月末までは保持されますが、その後は古い順から削除されてしまいます。
「フレッツ・あずけ~る」は転用によってデータが消えてしまう場合があるため、転用前に容量を超えるデータを移しておくことをお勧めします。
「光ステーション」はプロバイダによって使用できなくなる
店舗向けのWi-Fiサービスである光ステーションは転用により使えなくなる可能性があります。
光ステーションは対応しているプロバイダでしか利用できないため、転用時にプロバイダを変更すると利用できなくなる場合があるからです。
ドコモ光に対応していないプロバイダをフレッツ光で利用している方は転用時にプロバイダを変更しなければなりません。その際、光ステーションに対応していないプロバイダを選んでしまうとドコモ光で光ステーションが使うことが出来ません。
光ステーションに対応しているプロバイダ
転用時のプロバイダ変更によって光ステーションがドコモ光で利用できなくなってしまうので注意しましょう。
転用時のプロバイダ変更に関してはこちらでも詳しく解説しているので是非ご覧ください
フレッツ光会員ポイントは条件を満たせば転用後も使うことが出来る
フレッツ光会員ポイントはNTT西日本「CLUB NTT-West」である条件を満たしたときのみ転用後も利用できます。
条件を満たすことにより、転用後もポイントが利用できる「光ウィズ会員」になることが出来るからです。
光ウィズ会員になる具体的な条件は以下の3つです。
- 光コラボレーション事業者との契約
- 所定の付加サービスから1サービス以上をNTT西日本と契約する
- メールマガジンの配信を希望する
NTT東日本「フレッツ光メンバーズクラブ」やNTT西日本で「光ウィズ会員」になれない方は転用によりポイントが消えてしまうので、転用前に使い切ることをお勧めします。
以下のサイトでも詳しく解説しているのでこちらも参考にしてください
フレッツ光会員ポイントはNTT西日本で「光ウィズ会員」にならなければ、転用で消えてしまうことに注意しましょう。
オプションの解約手順
ここまでは、転用によるオプションの取り扱い方について説明してきました。
ここでは、転用を機にオプションを解約する場合の手順を説明します。
NTT東日本/西日本共にオプションを解約する方法は窓口への電話のみです。それぞれの電話番号と営業時間は以下の通りです。
- NTT東日本
- 電話番号:0120-116116
- 受付時間:午前9時~午後5時 土日・休日も営業(年末年始を除く)
- NTT西日本
- 電話番号:0120-116116
- 受付時間:午前9時~午後5時 土日・祝日も受付中(年末年始12/29~1/3を除く)
オプションを解約する場合には初期費用の分割払いや解約金が発生する場合があるので十分確認してから、解約するようにしましょう。
まとめ
今回の記事ではフレッツ光からドコモ光へ転用した際に引き継げるオプション、引き継げないオプションがあることを説明しました。
フレッツ光のオプションはほとんどが引き継ぎ可能です。ただし、一部制限や条件があるなど、事前に把握しておいたほうが良い点があるので、転用前にしっかり確認しておくことが重要です。
詳しい転用の手順は以下のサイトで解説しているのでこちらもご覧ください
「転用したらいつの間にかオプションが使えなくなっていた」ということがないように、ぜひこの記事を参考に転用を進めてください
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
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