ドコモ光の引っ越し手続き方法と移転工事の費用まとめ

引越し作業で大事な手続きのひとつが、インターネットの引越し手続きです。
引越し後すぐにインターネットを使えるようにするためにも、引っ越し手続きはスムーズに行いたいですよね。
ですが、インターネットが得意じゃないという人はとくに、引っ越し手続きを考えるだけで頭が痛くなります。
ただでさえ引っ越し準備で忙しい中、情報収集するのは大変です。
この記事では、ドコモ光の移転手続きの方法や注意点などを、できるだけわかりやすく解説しています。
またお得に引っ越しをする方法なども解説しています。
ぜひ参考にして、ドコモ光の引っ越し手続きを行ってください。
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
引越しの際に必要なドコモ光の移転手続きの手順
ドコモ光の移転手続きの流れは以下の通りです。
- 引越し先がドコモ光の提供エリア内か確認する
- ドコモ光に移転の申し込み手続きをする
- 工事を受ける
- 接続設定を行う
以上で引越し手続きは完了します。
ただ各手続きにおいて、いくつか注意点があります。
方法や注意点を次項で紹介します。
ドコモ光の提供エリア確認の方法
まずは、引越し先でドコモ光を使用できるかを確認しましょう。
地域によっては、使用できない場所があるからです。
ドコモ光の提供エリア確認は、フレッツ光の提供エリアを確認することでできます。
ドコモ光はフレッツ光の回線を共用しており、提供エリアが同一となっているからです。
フレッツ光の提供エリアは下記サイトで確認できます。
ドコモ光のエリア確認方法については下記の記事を参考にしてください。
ドコモ光の提供エリア確認方法とエリア外のときの対処法
ドコモ光の移転申し込み窓口
引越し先がドコモ光の提供エリアであることが確認できたら、移転の申込みをしましょう。
ドコモ光の移転申し込みを受け付けている窓口は以下の3つです。
WEB | ドコモ公式サイトからお申し込みする方法です。 24時間受け付けているので、忙しい方でも手続きできます。 お引越し(移転) | ドコモ光 |
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ドコモインフォメーションセンター | 電話で手続きする方法です。 ドコモの携帯電話からは、局番なしの151 一般電話からは0120-800-000で受け付けしています。 どちらも年中無休で受け付け時間は午前9時から午後8時までです。 |
ドコモショップ | 近くのドコモショップで手続きする方法です。 最寄りのドコモショップは下記サイトで検索することができます。 また来店予約することで、待ち時間を少なく相談ができるので、予約することをお勧めします。 ドコモショップ|お客様サポート| NTTドコモ |
以前は、電話かドコモショップのみでのお申込みでしたが、現在ではWEBからの申込みができるようになりました。
移転申し込み手続き時に必要なもの
移転申込の手続きには、以下のものが必要になります。
- ドコモ携帯電話のネットワーク暗証番号(ない場合はドコモ光の契約ID)
- 事務手数料2,000円
- 工事費用2,000円~
お申し込みの際には、事務手数料が必ず発生します。
工事費については、引越し先のエリアや住宅の設備状況で変わってきます。
工事が不要な住宅の場合の工事費は2,000円(税抜)ですが、工事が必要な場合は18,000円(税抜)ほどになるケースもあります。
引越しに伴う工事費用については、下記をご参照下さい。
工事を受ける
移転申込みが完了し、新しい住居で回線工事が必要な場合は、工事を受けることになります。 工事は住居の設備状況に応じて2種類あります。
派遣工事 | NTT東西の指定業者による工事。立ち会いが必要 |
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無派遣工事 | NTT局内のみの工事。立ち会いは不要 |
どちらの工事になるかは、引越し先の住居の設備次第となるため、ドコモ光への申込後に行われる工事調査が終わってから確定します。
工事についての詳細は下記をご覧下さい。
接続設定を行う
工事が完了したら、新たにインターネットの接続設定が必要です。
これは引越し前に行ったプロバイダ設定を再度行う形になります。
無線LANルーターを前の家から持ってきている場合は、ルーターに繋ぐだけで大丈夫です。
しかし、ルーターが新しくなった場合は、新たにパソコン側で設定が必要です。
ドコモ光の移転工事費用は引越し先によって大きく変わる
ドコモ光の引越しに伴う作業の流れが分かったら、気になる工事とその費用についてご紹介をしていきます。
ドコモ光の移転工事費用は引越し先が、西日本/東日本の同一エリア内か、エリアをまたぐかで大きく異なります。
回線を提供しているNTT西日本とNTT東日本は、厳密には別会社になるので、別会社間の引越しは費用が大きくなってしまいます。
それぞれ以下の工事費用が必要になります。(派遣工事あり、配線工事ありの場合)
戸建て | マンション | |
---|---|---|
同一エリア内 | 9,000円 | 7,500円 |
エリアをまたぐ場合 | 18,000円 | 15,000円 |
上記の通り、エリアをまたぐ場合、2倍の費用が必要になってしまいます。
後述しますが、費用面で負担に感じる場合は、ドコモ光から他社回線へ乗り換えることも検討しましょう。
ドコモ光の引っ越し工事費については、「ドコモ光の引越しでかかる移転工事費はいくら? 」で解説しています。
参考にしてください。
移転手続きの注意点
移転手続きの際にはいくつか注意点があります。
あらかじめ確認しておき、認識違いが生じないようにしましょう。
- ドコモ光電話などを契約中の場合、移転で電話番号が変わる場合がある
- 引越しに伴い、利用しているドコモ光電話などの電話番号が変わる場合があります。 同一市町村内の引越しであれば、変わらない場合が多いですが、一部例外もあります。 事前にドコモやNTTに確認し、確認しておきましょう
- 移転先がドコモ光テレビオプション提供エリア外の場合、オプションを利用できない
- ドコモ光テレビオプションを利用中で、引っ越し先がサービスの提供エリア外の場合、ドコモ光テレビオプションを利用できません。
ドコモ光テレビオプションの提供エリアは下記サイトで確認できます。
提供エリア・提供条件 | ドコモ光 | NTTドコモ - 移転に伴いルーターなど機器の返却が必要な場合がある
- 場合によっては、ドコモ宅内機器や無線LANルーターなど、ドコモからレンタルしている機器を返却する必要が生じます。 その場合、ドコモ光側から返却の要請が来ますが、一定期間返却されなかった場合、相当額を請求される可能性があります。 要請があった場合、早急に返却手続きを行いましょう。
- 引越し先によっては、契約しているプロバイダを変更する必要がある
- 引越し先の住所によっては、現在契約しているプロバイダが対応していない可能性があります。
その場合、変更手続きが必要になります。
その際に、プロバイダによっては解約料金が必要になる場合があります。
各プロバイダの扱いは下記サイトで確認しましょう。
プロバイダご利用にあたっての注意事項
エリアをまたぐ場合のその他の注意点
NTT東西のエリアをまたぐ引越しの場合、上記のほかにも注意点があります。
- 利用していたオプションプランは廃止になる
- NTT西日本、東日本それぞれが独自に行っているオプションを契約していた場合、移転先では利用できません。
- ひかり電話やフレッツ・テレビも廃止になる
- 移転先で同サービスを利用したい場合、「ドコモ光電話/ドコモ光テレビオプション」への新規申し込みが必要になります。 移転事務手数料とは別に、新規契約事務手数料2,000円が必要になります。
- 契約IDは変更になる
- これまで使用していた契約IDは廃止になり、新しい契約IDが発行されます。
手続きはいつから始めるのが良い?
ドコモ光の引越し手続きは、引っ越し予定日の1か月以上前から手続きを始めましょう。
移転の申し込みから工事の完了まで、だいたい1か月ほどかかります。
とくに引越し繁忙期の2~4月は、2か月以上かかってしまう場合があります。
手続きが遅れるほど、引っ越し後インターネットを利用できない期間が増えてしまいます。
引越し後こそ、地域の情報などインターネットを使って収集したいものです。
また仕事でインターネットが必要な人は死活問題となってしまいます。
引越し後の生活をスムーズにするためにも、早めの手続きをお勧めします。
引越し先が新築物件の場合
引越し先が新築物件の場合、手続きが通常よりも多く、時間もかかってしまいます。
この場合、引っ越し予定日の2か月以上前から手続きを行うことをお勧めします、。
新築物件だと、NTTに住所の登録がないため、新住所の登録をする必要があり、時間がかかってしまいます。
ドコモ光の新築物件への引越しについては、「ドコモ光を新築へ引越し!工事の流れや移転手続きの方法を紹介」で紹介しています。
参考にして、早めの準備を心がけてください。
提供エリア外の場合や費用が気になる場合は、他社回線へ乗り換え
ドコモ光はフレッツ光の回線を共用するため、提供エリアが幅広いです。
そのため提供エリア外となるケースは少ないですが、一部エリアでは提供外になってしまう可能性があります。
そうした場合は、ドコモ光から他社回線への乗り換えをしましょう。
また、上述した通り、ドコモ光の移転手続きには、費用が必要です。
とくにエリアをまたぐ引越しの場合、費用の額も大きくなってしまいます。
費用を抑えたい人は、他社回線へ乗り換えることも方法の一つです。
他社回線への乗り換えで、キャッシュバックを受取れることが多く、移転や解約にかかる費用を抑えることができるからです。
主な光回線会社の乗り換えキャッシュバックの一例は以下の通りです。
- ソフトバンク光…工事費相当額、他社回線違約金分など
- auひかり…初期費用相当額、他社回線違約金分など
- NURO光…工事費実質無料、月額料金割引
多くの回線会社が工事費無料や他社回線の違約金分負担のキャンペーンを行っています。
そのまま移転手続きをするよりも安く引越し先にインターネットを引くことができるので、お勧めです。
ただし、注意したいのが、ドコモ光を乗り換えることによって、スマホとのセット割引がなくなってしまうことです。
ドコモ光の場合、通常スマホ料金から1,000円のセット割引が適用されます。
また、現在ではドコモを使用している家族全員が毎月1,000円割引となるので、たとえ移転に工事費用が発生したとしても、長期で見たらそのままドコモ光を続けたほうがお得な可能性が高くなります。
まとめ
ここまでドコモ光の引っ越し手続きについて紹介しました。
簡単に以下に要点をまとめました。
- 移転手続きの窓口はWEB・ドコモショップ・電話の3通り
- 費用は西日本/東日本の同一エリア内かエリアをまたぐかで異なる
- 手続きは1~2か月以上前から行うのが良い
- 引越し先が提供エリア外の場合や移転費用が気になる場合は回線会社の乗り換えを
以上です。
ぜひドコモ光の引っ越し手続きの参考にしてください。
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
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