ドコモ光×@ネスクの評判は?メリット・デメリットとプロバイダ料金・速さ比較

ドコモ光に対応しているプロバイダ24社のひとつである「@ネスク」は、石川県に本社を置く株式会社ネスクが運営しています。
1986年に設立され、プロバイダ事業をはじめとするITサービスを提供してきました。
主な株主として「北國新聞社」をはじめ、石川県、金沢市が名を連ねていることからもわかるように、@ネスクは地域に特化したプロバイダだといえます。
そのため@ネスクを検討しているのは、石川県を中心に北陸地方在住の方が多いのではないでしょうか。
しかし@ネスクはドコモ光のプロバイダとしては、オススメではありません。
@ネスクは無線LANルーターの無料レンタルやキャッシュバックキャンペーンなどを行っておらず、ドコモ光のプロバイダとして利用するメリットが少ないからです。
この記事では、ドコモ光×@ネスクのメリットやデメリットをはじめ、プロバイダの評判、料金、速度について説明します。
ドコモ光のプロバイダに@ネスクはどうだろう?と検討している方は読んでみてくださいね。
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
ドコモ光のプロバイダに@ネスクを選ぶ2つのメリット
ドコモ光のプロバイダを@ネスクにした場合のメリットは次の2つです。
- 月額料金の安いタイプA
- 設定サポートが無料
それぞれのメリットの詳細を次項以降で説明します。
@ネスクは月額料金の安いタイプA
@ネスクは、ドコモ光のプロバイダのなかでも安い金額でインターネットを利用することができるプロバイダです。
そもそもドコモ光で選ぶことができるプロバイダ24社は、タイプA/Bの2つに分けられます。
@ネスクで安くインターネットを利用できるのは、月額料金が安いタイプAのプロバイダだからです。
具体的な金額は以下のとおりです。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
タイプA | 5,200円 | 4,000円 |
タイプB | 5,400円 | 4,200円 |
※プロバイダ料金を含む
タイプAのプロバイダには、ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、@nifty、DTI、BIGLOBEなどが含まれます。
ドコモ光の料金はいくら?プランと割引内容
@ネスクをはじめとするタイプAのプロバイダを選ぶだけで、月額料金を毎月200円も安くできます。
ドコモ光のタイプA/Bの違いについては、こちらで詳しく紹介しています。
ドコモ光のタイプA/Bの違いは何?タイプ別のプロバイダの選び方
設定サポートが無料
@ネスクは設定作業に不安がある方におすすめです。
なぜなら、遠隔操作により設定をサポートする「おまかせサポート」を回数制限なく、無料で利用できるからです。
また通常15,000円かかる「出張設定サービス」も、新規契約時のみ無料で利用可能です。
@ネスクの「おまかせサポート」では、インターネット接続後のメール設定やマンスリーマカフィーの設定などで困ったときに遠隔によるサポートを受けられます。
ただしインターネット接続前は遠隔サポートが使えないため、電話でのサポートで分からなかった場合は「出張設定サービス」を利用しましょう。
パソコン1台のインターネット接続とメール設定に関してのサポートを受けられます。
おまかせサポートは年中無休で、9時から17時30分まで利用可能。
出張設定サービスも同時間に受付を行っています。
インターネットの接続、メールやマンスリーマカフィーを利用する予定で設定に不安がある方に優しいサービスです。
ドコモ光のプロバイダに@ネスクを選ぶ4つのデメリット
ドコモ光のプロバイダを@ネスクにした場合、デメリットもあります。
@ネスクのデメリットは次の4つです。
- v6プラスに対応していないため速度が遅い可能性がある
- 無線LANルーターの無料レンタルサービスを行っていない
- セキュリティソフトが有料
- 新規契約時のキャッシュバック特典がない
次項以降でそれぞれ詳しく説明します。
v6プラスに対応していないため速度が遅い可能性がある
@ネスクはドコモ光で利用できるほかのプロバイダに比べ、速度が遅い可能性が高いです。
なぜなら、従来よりも速い「v6プラス」という通信方式に対応していないからです。
ドコモ光のIPv6通信とは?おすすめの対応プロバイダなどを紹介
@ネスクが採用している「PPPoE」という通信方式の場合、速度は最大200Mbpsに制限されます。
しかしv6プラスならこの制限がないため、ほとんどのサイトで速度遅延が起こりにくくなるのです。
高画質で動画を見たい方やオンラインゲームを楽しみたい方はv6プラス対応のプロバイダを選ぶのがおすすめです。
v6プラスに対応しているタイプAのプロバイダは次のとおりです。
上記の13社であれば、追加料金なしでv6プラスの通信を利用することができます。
無線LANルーターの無料レンタルサービスを行っていない
プロバイダに@ネスクを選んだ場合、ルーターを自分で用意する必要があります。
@ネスクでは無線LANルーターの無料レンタルサービスを行っていないからです。
ある程度安定した速度でインターネットを利用できる無線LANルーターを購入すると、1万円前後かかります。
しかしタイプAのプロバイダのなかには、無線LANルーターの無料レンタルを行っている会社もあります。
無線LANルーターの無料レンタルを行っているタイプAの主なプロバイダは次のとおりです。
プロバイダ | 無料レンタル | 通信サービス | 備考 |
---|---|---|---|
ぷらら | 〇 | IPoE通信IPv6接続 | ― |
GMOとくとくBB | 〇 | v6プラス | ― |
@nifty | 〇 | v6プラス | ― |
DTI | 〇 | IPoE通信IPv6接続 | ― |
BIGLOBE | 〇 | IPoE通信IPv6接続 | ― |
表にあるとおり、GMOとくとくBBや@niftyは条件不要でv6プラス対応の無線LANルーターを無料でレンタルすることができます。
@ネスクではルーターを購入するしか選択肢がないため、よりお得にインターネット環境を作るなら無線LANルーターの無料レンタルサービスを行っているプロバイダを選びましょう。
セキュリティソフトが有料
@ネスクはセキュリティソフトの無料期間を設けていないため、おすすめできません。
同じタイプAのプロバイダの多くは、セキュリティソフトの無料期間を1年以上設定しています。
しかし@ネスクで提供しているセキュリティソフトは2種類とも有料です。
選択できるセキュリティソフトは次のとおりです。
月契約 | 対象OS | |
---|---|---|
ウイルスバスター マルチデバイス(月額版) | 500円 | Windows、Mac、Android |
マンスリーマカフィー | 500円 | Windows、Mac |
※それぞれ1ライセンスにつき、3台まで利用可能
先ほども紹介したように、@ネスクと同じタイプAのプロバイダのなかには、セキュリティソフトの無料期間を設けている会社がたくさんあります。
プロバイダ |
セキュリティソフト 無料期間 | 金額 |
---|---|---|
ドコモnet | 12カ月 |
※有料時の料金はサイト上に記載なし (参考:約598円) |
ぷらら | 24カ月 | 399円 |
GMOとくとくBB | 12カ月 | 300円 |
@nifty | 12カ月 | 500円 |
DTI | 12カ月 | 500円 |
BIGLOBE | 12カ月 | 500円 |
@ネスクはセキュリティソフトの利用に2年で12,000円必要ですが、ぷららなら無料です。
費用を抑えて提携のセキュリティソフトを利用したい場合は、無料期間を設けているプロバイダも検討してみましょう。
新規契約時のキャッシュバック特典がない
@ネスクでは、プロバイダ独自のキャッシュバックキャンペーンなどを実施していないため、おすすめではありません。
ドコモ光提携のプロバイダのなかには、条件不要で最大20,000円のキャッシュバックを行っているプロバイダもあるからです。
キャッシュバックサービスを実施しているタイプAの主なプロバイダと適用条件は次のとおりです。
プロバイダ | 適用条件 |
---|---|
ぷらら | 加入条件なし |
GMOとくとくBB | DAZN for docomo同時申込またはひかりTVfordocomo(2年割)同時申込(+3,000円)または両方同時加入(+5,000円) |
DTI | 「ひかりTV for docomo」と「DAZN for docomo」への同時申し込み |
@nifty | 加入条件なし |
よりお得にドコモ光を契約したい場合は、DTIなど条件不要でキャッシュバックをもらえるプロバイダがおすすめです。
ドコモ光のキャンペーン情報
ドコモ光×@ネスクの月額料金
先ほども紹介したように、ドコモ光のプロバイダに@ネスクを選んだ場合、料金はタイプAです。
具体的な金額は次のとおり。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
ネットのみ | 5,200円 | 4,000円 |
ネットとドコモ光電話 | 5,700円 | 4,500円 |
ネットとドコモ光テレビ | 5,950円 | 4,750円 |
ネットとドコモ光電話とドコモ光テレビ | 6,450円 | 5,250円 |
さらにドコモ光のスマホを使っている場合は「ドコモ光セット割」が適用されるので、月々のスマホ料金を安くできます。
ドコモ光のペア回線でネット料金をお得にする方法
ドコモ光×@ネスクの工事費用
ドコモ光の工事費は、どのプロバイダを選んでも同じです。
よって、ドコモ光の工事にかかる費用は次のとおり。
戸建て | マンション |
---|---|
18,000円 | 15,000円 |
また、ドコモ光では現在、工事費が無料になるキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンの終了時期は公表されていません。
ドコモ光の契約を検討している方は、お早目の申し込みをおすすめします。
詳しくはこちらで説明しています。
ドコモ光の工事費はいくら?
ドコモ光×@ネスクがお得になる申し込み方法
@ネスクへの申し込み方法は、大きく次の2つに分けられます。
- NTTドコモで申し込んでプロバイダを@ネスクに指定する
- インターネットの代理店からドコモ光と@ネスクに申し込む
結論からいうと、ドコモ光×@ネスクがもっともお得になるのは、「インターネットの代理店からドコモ光と@ネスクに申し込む」場合です。
@ネスクではキャッシュバックなどのキャンペーンを行っていないからです。
しかし代理店は各社が様々なキャンペーンを行っており、なかにはお得なキャンペーンを打ち出している場合もあります。
Provalではお客様にとって一番お得なインターネットプランを比較してご紹介しています。 ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ
この記事では、ドコモ光のプロバイダに@ネスクを選んだ場合のメリットやデメリットを紹介しました。
冒頭でもいったとおり、@ネスクをドコモ光のプロバイダに選ぶメリットは少ないです。
@ネスクはドコモ光のプロバイダのなかでも料金の安いタイプAなので、ほかのプロバイダと比べて月額料金で損をするということはありません。
しかし独自のキャッシュバックキャンペーンなどを行っていないため、お得でもないのです。
さらに@ネスクは速度が遅い可能性もあるので、動画やオンラインゲームなどを利用したい方はv6プラスという通信方式を採用しているプロバイダを選びましょう。
ドコモ光では選べるプロバイダが24社もあり、自分の用途によって選び方が変わります。
それぞれのメリット・デメリットを比べて自分の用途に合ったプロバイダを選びましょう。
- ドコモ携帯とのセット割を利用できる
- 24社のプロバイダから選べる
- プロバイダのキャッシュバックも利用できる
- 悪い口コミが少ない
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