セッションとは
インターネット回線用語であるセッションについて解説しています。
セッションとは
セッションとは、ユーザーがWebサイトを表示して、離脱するまでの一連の流れを意味しています。
あるWebサイトにアクセスして、そのサイトから出るか、閉じるまでを1セッションとカウントします。
ただし、ページを開いたままにしているなど、ページとページの閲覧に一定時間が経過した場合は新たなセッションとしてカウントされます。
かつてセッションは「訪問」と呼ばれていましたが、ページという概念が存在しないスマートフォンとの整合性をとるため、セッションと呼ぶようになりました。
セッションと区別して覚えておきたいのが、ユーザー数(UU)です。
セッション数とユーザー数は以下のように区別されます。
- セッション数
- 特定の期間内に同じユーザーが同じWebサイトに複数回来訪した場合、その回数だけセッション数として数えられます。
例えば、同じユーザーが期間内に5回訪れた場合、セッション数は5になります。 - ユーザー数
- 特定の期間内に同じブラウザを用いて同じユーザーが来訪した場合、すべて1ユーザーとしてカウントされます。
例えば、同じユーザーが期間内に5回訪れた場合、ユーザー数は1になります。
セッション数とは
セッション数とは、ユーザーがサイトを訪問した回数を意味しており、アクセス数に該当するものです。
たとえば、1回の訪問で1セッションとしてカウントされ、訪問中に何ページ閲覧してもセッション数は1となります。
サイトを離脱して、次に訪問があった場合は2回目のセッション数としてカウントされます。
セッションタイムアウトとは
セッションタイムアウトとは、セッションの有効期限が切れることです。
Webを使用していて一定時間通信がない場合、セキュリティを強化するため、サーバー側でセッションがタイムアウトするように設定されています。
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