JCOMの解約方法と違約金詳細!申し込み窓口から乗り換えまでの手順を紹介

「JCOMのインターネットを解約したいけど手続きが複雑で大変そう…」
「早く手続きしたほうが良いと頭では分かっているけど、手間がかかりそうで後回しにしてる」
なんてことはありませんか?
しかし手続きを後回しにすると、お得に解約できるタイミングを逃してしまっているかもしれません。
「あと一か月早く手続きしていれば違約金が無料になったのに!!」「数万円も違約金を請求された!」ということもあります。
後回しにせず、解約することが決まったらすぐに手続きを始めてください。
実際にはJCOMのインターネットは3ステップで簡単に解約手続きできます!
この記事ではJCOMのインターネット解約方法3ステップを解説します。
また違約金を無料で解約する方法も併せて紹介しているので、記事を参考にしてお金を節約しながらスムーズに解約して下さい。
なお、乗り換えを考えている方は違約金負担キャンペーンのあるソフトバンク光 やキャッシュバック金額の高いNURO光でのお申し込みがおすすめです。
JCOMは何日前までに解約すればいいの?
JCOMを解約することが決まったら、解約したい日の1か月以上前に解約手続きを開始してください。
JCOMは契約状況によって、JCOM側の処理に時間が掛かってしまうことがあります。
一か月以内の手続き開始の場合、希望日に解約できない場合があります。
例えば、2020年7月が違約金不要で解約できるタイミングの場合でも、7月に手続きを始めてしまうと、解約が8月付となってしまうことがあります。
この場合解約完了が更新月をまたいでしまうため、違約金が請求されてしまう恐れがあります。
解約手続きに時間が掛かってしまうので、解約が決まったらすぐに手続きを行いましょう。
JCOMを解約する方法
JCOMの解約は次の3ステップで解約できます
- JCOMカスタマーセンターへ電話で解約を申し込む
- 撤去工事を受ける
- 解約証明書を発行してもらう
ステップ3の「解約証明書を発行してもらう」は、JCOMからは指示されません。
解約証明書は乗り換え先の「違約金全額負担キャンペーン」を利用する場合に必要です。
違約金全額負担キャンペーンを実施しているソフトバンク光やeo光などへ乗り換える場合には必ず発行してください。
詳しく解約の手続きを説明していきます。
①JCOMカスタマーセンターへ電話で解約を申し込む
JCOMの解約は下記の電話窓口に連絡することで、申し込むことができます。
- 電話番号:0120-999-000
- 営業時間:AM10:30~PM6:00(年中無休)
住所や氏名、電話番号をオペレーターへ伝えると契約内容を照会し、解約手続きに入ってくれます。
その際に撤去工事日の調整や解約費用について案内があるので、メモしておきましょう。
撤去工事は立ち合いなうえ1時間ほどかかるため、都合のつく日を伝えましょう。
JCOMカスタマーセンターへ電話が繋がりにくい時
JCOMカスタマーセンターの営業時間外のときや、電話が繋がりにくいときは下記のインターネットフォームからも申し込みができます。
ご解約に関するお問い合わせ | ケーブルテレビ(CATV)のJ:COM
入力が必須の項目は下記の通りです。
- 住所
- 氏名
- 戸建て/集合住宅
- 電話番号
- 連絡希望日(月~日)
- 連絡希望時間帯
- 連絡希望メールアドレス
記入後、JCOMの担当オペレーターから電話がかかってきます。
電話で申し込む場合も、ネットから申し込む場合も、いずれの場合においてもオペレーターと電話で話すことが必要です。
よほど電話が繋がらない場合以外は、インターネット窓口よりも電話窓口がおすすめです。
②撤去工事を受ける
撤去工事は、開通時に自宅内に設置した光コンセントなどを撤去するために実施します。
JCOMでは、解約時に必ず必要な作業となっています。
JCOMの撤去工事は大きく下記の2タイプに分かれます。
- 部分解約
- 1台のみの撤去。引込線の撤去なし
- 全解約
- 引込線の撤去工事も含む
工事の内容については、物件のタイプや契約によって異なるので、選ぶことができません。
撤去工事のタイプによって異なりますが、撤去工事費として4,800円~9,800円必要です。
事前に工事のタイプがどのタイプになるかJCOMに確認しておきましょう。
撤去工事当日は、JCOMからレンタルしていた機器を工事担当者が回収して持ち帰ることになります。
すぐに手渡せるよう、レンタル機器を一式揃えて準備しておくことをお勧めします。
返却機器を紛失、または破損してしまった場合、機器損害金を請求される恐れがあります。
数千円のものから20,000円以上の高額な機器まであるので、必ずレンタルしていた機器は漏れなく返却するようにしてください。
賃貸物件の場合は撤去工事の必要の有無を貸主に一度確認する
賃貸物件にお住いの場合、解約時に大家さんや管理会社に撤去工事の必要の有無を一度確認して下さい。
部屋の引き渡し時に「原状回復義務」に従い、貸主から光コンセントの撤去工事を求められることがあるからです。
部分解約で工事をしていても、管理会社などからは引込線の撤去工事を求められることがあります。
賃貸マンションの撤去工事の必要の有無は貸主の判断によります。
確認を怠ると部屋の引き渡し時にスムーズに引き渡し出来ない可能性があります。
解約前に一度大家さんや管理会社に連絡し、撤去工事が必要かどうか確認してください。
④解約証明書を発行してもう
「違約金全額負担キャンペーン」を実施している光回線では、JCOMの解約証明書を提出すると解約時に必要になった解約金を負担してくれます。
ソフトバンク光やeo光などが違約金全額負担キャンペーンを実施しています。
解約証明書というと大げさに聞こえますが、JCOMの解約を証明できる解約月の「料金明細書」「領収書」などのことを指します。
解約証明書の提示がキャンペーンの適用条件なので、JCOMの解約の際に発行しておくことをお勧めします。
解約証明書の発行方法
JCOMの解約証明書にあたる「解約月の料金明細書」は、JCOMのマイページ上で取得できます。
発行方法は次の通りです。
- マイページを開き、ログインをクリックする
- 画面上部[料金]をクリックする
- 「お支払いに関するお手続き」欄より「お支払い証明書の発行」をご確認ください
表示された解約月の明細書をダウンロードすればJCOMの解約証明書が手に入ります。
発行した解約証明書は、乗り換え先の光回線が用意している「証明書貼付シート」などに貼付して郵送してください。
JCOMの解約にかかる費用
JCOMを解約すると、次の費用が解約翌月、もしくは解約から数か月間請求されます。
- 解約撤去費用
- 解除料金
- 工事費の残債
- 解約月の月額料金
全て合算すると最大8万円が必要になることがあります。
各費用について詳細を見ていきます。
違約金
JCOMは契約するプランやセットによって、契約期間や違約金が異なります。
いずれも契約更新月内に解約しなければ、違約金を支払う必要があります。
各プランの契約期間と違約金は下記の通りです。
■JCOMのプランと違約金
プラン | 戸建て | 集合住宅 | ||
---|---|---|---|---|
契約期間 | 違約金 | 契約期間 | 違約金 | |
スマートお得プラン+ | 2年 | 20,000円 | 1年 | 10,000円 |
スマートお得プラン | ||||
スマートもっとお得プラン+ | 3年 |
13か月未満:35,000円 13~24ヶ月:25,000円 25~35カ月:15,000円 | 2年 | 25,000円 |
スマートもっとお得プラン | ||||
スマートお得プランミニ+ / | 2年 | 8,500円 | 1年 | 3,500円 |
スマートお得プランミニ | ||||
スマートお得セレクト | 2年 | 15,000円 | 1年 | 10,000円 |
スマートお得オンデマンド | 2年 | 15,000円 | 1年 | 10,000円 |
NETパック | 2年 | 8,500円 | 1年 | 8,500円 |
NETパック特別コース | 2年 | 8,500円 | 1年 | 8,500円 |
マンションなど集合住宅にお住いの場合、戸建てと比べて契約期間が短く違約金も少なく済みます。
戸建ては契約期間が長く違約金も高額なので、自身の契約がどれにあたるのか、事前に確認しておいてください。
自身の契約はJCOMのマイページ上で確認できます。
J:COMマイページ
「J:COMパーソナルID」とパスワードを入力して、「ご契約内容」を確認しましょう。
解約月の月額料金
JCOMは月途中に解約した場合、解約月の月額料金は日割りされません。
1日に解約しても30日に解約しても同じ月額料金が請求されます。
このため、JCOMの解約日は月末に指定した方が無駄な解約月の利用料金を支払わずに済みます。
JCOMは、解約日の指定ができます。
JCOMの解約が決まったらすぐに解約を申し込み、月末に解約日を指定して、無駄な月額料金が請求されないようにしてください。
工事費の残債
JCOMの工事費用を分割で支払いしていて、解約時に完済していない場合、解約のタイミングで工事費の残債を一括で支払う必要があります。
JCOMの標準工事費は下記の通りとなっています。
コース | 工事費 |
---|---|
320M/120M/40M/12M | 6,000円 |
光1Gコース on auひかり | 37,500円 |
工事が37,500円の場合は、費用が高額なので残債に注意して下さい。
例えば60ヶ月の分割で支払いしていた場合、月額625円を支払いしていることになります。
しかし、48ヶ月で解約した場合、残りの12か月分7,500円の工事費が未払いとなります。
この場合、7,500円が工事費の残債として解約のタイミングで一括請求されます。
分割払いにしている際は、契約詳細を見たり、JCOMに問い合わせるなどして、工事費の残債が後いくら残っているかを確認しておきましょう。
撤去工事費
先述した通り、JCOMは解約の際に撤去工事が必須です。
部分解約か全解約化によって下記の通り撤去工事費が異なります。
住宅タイプ | 撤去工事タイプ | 撤去工事費 |
---|---|---|
戸建住宅 | 部分解約(1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 4,800円(税抜) |
全解約(引込線撤去あり) | 9,800円(税抜) | |
電波障害一戸建て | 部分解約(1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 4,800円(税抜) |
全解約(引込線撤去あり) | 9,800円(税抜) | |
集合住宅 | 部分解約(1台のみ解約、1回線のみ解約を含む) | 4,800円(税抜) |
全解約(引込線撤去なし) | 4,800円(税抜) | |
集合住宅 直接配線方式 | 全解約(引込線撤去あり) | 9,800円(税抜) |
※工事内容などによって変動する場合あり
戸建てタイプは部分解約か全解約かで費用が異なってきます。
集合住宅は直接配線方式かどうかで費用が変わります。
解約する際にJCOMから撤去工事の説明があるので、聞き逃したり忘れないようにしておきましょう。
JCOMの違約金を0円にする方法
JCOMの解約金は、最大で80,000円を超えることもあります。
JCOMの最大解約費用 | |
---|---|
違約金 | 35,000円 |
工事費の残債 | 37,500円 |
撤去工事費 | 9,800円 |
合計 | 82,300円 |
非常に高い解約金がかかってしまいますが、下記のように解約金を免除できる方法があります。
- 違約金がかからない契約更新月に解約する
- 違約金負担キャンペーンのある光回線に乗り換える
- キャッシュバックの大きな光回線に乗り換える
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
違約金がかからない契約更新月に解約する
JCOMでは契約更新月とその前月の2か月間の間に解約すると、違約金不要で解約できます。
JCOM場合、契約更新月は契約満了日の翌月にあたります。
例えば2020年5月2日にサービスを利用開始した場合、契約開始日は2020年5月1日となります。
2年契約を結んだ場合、契約満了日は2022年4月30日となり、契約更新月は2022年5月1日~5月31日の一か月間となります。
つまり、2022年4月1日~5月31日の間に解約すれば、違約金が不要となります。
しかし、契約更新月の設定は、契約プランなどによって前後する場合があります。
JCOMのマイページで自身の契約更新月を確認するのが最も確実です。
下記の方法で契約更新月をチェックすることができます。
■JCOMの契約更新月の確認方法
- マイページを開き、[ログイン]をクリックする。
- ご契約内容(長期)の項目をご確認ください。
JCOMの定期契約プランは解約の申し出がない限り自動更新されます。
契約更新月を一日でも過ぎてしまうと違約金の支払い義務が発生します。
事前に自分の契約更新月が何年何月なのかチェックしておき、タイミングを合わせられる場合は契約更新月での解約をお勧めします。
違約金負担キャンペーンのある光回線に乗り換える
解約費用の中でとくに金額が大きいのが工事費の残債や撤去費用です。
しかし、乗り換え先の光回線によっては、JCOMの工事費の残債や撤去費用を負担してくれる回線もあります。
下記が乗り換え費用全額負担キャンペーンを実施している光回線の一例です。
- ソフトバンク光「乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン 」
- コミュファ光「乗りかえキャンペーン2020」
- eo光「他社違約金補填」
例えばソフトバンク光の「乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン」は、次の費用が最大10万円まで全て無料になります。
- 他社回線の違約金
- 他社回線の工事費の残債
- 他社回線の撤去工事費用
- ソフトバンク光の新規開通工事費用最大24,000円
ソフトバンク光のキャンペーンを利用すればJCOMの解約費用が0円になります。
ソフトバンク光は提供エリアも広いため、違約金負担キャンペーンの利用におすすめです。
JCOMの撤去工事費用や工事費の残債が高額な場合は、ソフトバンク光の違約金負担キャンペーンを利用しましょう。

キャッシュバックの大きな光回線に乗り換える
JCOMの工事費の残債や撤去費用が約45,000円を切る場合は、NURO光などに乗り換えた方がお得です。
新規契約者向けのキャッシュバックが高額で、ソフトバンク光などの違約金全額負担キャンペーンを利用するよりもお得に乗り換えることができるからです。
下記の通り、各回線で新規契約者向けのキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
- NURO光「4万円キャッシュバック」
- ドコモ光GMOとくとくBB限定特典
- @nifty光公式「最大30,000円キャッシュバック」など
例えばNURO光は、公式サイトからの申し込みで最大45,000円ものキャッシュバックを受けることができます。
JCOMの解約費用が45,000円未満の場合は、キャッシュバックが高額な乗り換え先を選びましょう。
JCOMの解約方法と注意点まとめ
ここまでJCOMの解約手順と違約金を節約する方法を紹介しました。
- JCOMカスタマーセンターへ電話で解約を申し込む
- 撤去工事を受ける
- 解約証明書を発行してもらう
- 解約時に撤去工事が必要
- 違約金はプランや解約時期によって3,500円~35,000円まで大きく変動する
- 違約金や工事費の残債が高額な場合は、違約金負担キャンペーンを利用して乗り換える
JCOMはプランが細かく分かれているため、違約金が少しわかりにくくなっています。
事前に自身の契約を確認し、解約費用がいくらくらいになるか把握しておくと、手続きがスムーズになります。
またJCOMは解約費用が高くなりやすいので、乗り換え先のキャンペーンを活用してお得に解約しましょう。
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