NURO光の工事費は高額?実質無料で使うための方法と注意点を紹介

NURO光の工事費が高いのかどうかは、実際の工事費をほかのサービスと比較してみるのが一番です。
以下の表で比較してみると、NURO光はマンション・戸建てともに40,000円と、やはりほかのサービスに比べて高いことがわかります。
サービス | 工事費(マンション) | 工事費(戸建て) |
---|---|---|
NURO光 | 40,000円 | 40,000円 |
ソフトバンク光 | 24,000円 | 24,000円 |
ドコモ光 | 16,200円 | 19,440円 |
@nifty光 | 15,000円 | 18,000円 |
ぷらら光 | 15,000円 | 18,000円 |
フレッツ光 | 15,000円 | 18,000円 |
auひかり | 30,000円 | 37,500円 |
今や、さまざまなネット回線サービスがあり、業者ごとに魅力的なプランを提供しています。
そんな中、乗り換えを検討している人も多いと思いますが、その際にネックとなるのが工事費です。
NURO光の工事費をめぐっては、工事費が高額、実質無料など、さまざまな情報が飛び交っています。
そこで、この記事では工事費に関連する情報を一括整理して、NURO光の工事費の実態についてわかりやすく解説します。
NURO光の工事内容に関しては下記ページで詳しく解説しています。
- フレッツ光の約2倍の高速通信(最大2Gbps)
- 月額料金が安い
- 提供エリアが限定されている(順次エリア拡大予定)
- 申込から工事完了まで1~2か月
NURO光の工事費は高いのか?
ブログや口コミなどで、「NURO光の工事費は高い」という情報を目にする人もいるかと思います。
人によって、さまざまな意見があることは当然ですが、実際の料金を妥当性も含めて見ていきたいと思います。
ただし実際はキャンペーンの適用で工事費は無料になる
NURO光の工事費は40,000円と、ほかのサービスに比べて高いですが、実質無料になります。
NURO光では40,000円の工事費を「月々1,333円×30カ月」の分割で支払います。
その分割料金に対し、NURO光公式ページのキャンペーンにより、毎月1,334円の割引が適用されて実質無料になる仕組みです。
追加の工事費がかかる場合もある
基本的に、工事費は40,000円(実質無料)ですが、以下の条件を希望した場合のみ、追加で工事費が発生するので注意が必要です。
- 土・日・祝日に工事を希望した場合
- 宅内工事と屋外工事を同じ日にする場合
ただし、勝手に追加料金がかかるということはなく、あくまで希望した場合のみとなります。
土・日・祝日に工事を希望した場合
土・日・祝日に工事を希望した場合は、追加料金として別途3,000円が請求されます。
宅内工事と屋外工事を同じ日にする場合
NURO光の工事は、宅内工事と屋外工事の2回あります。
工事2回分のコストが掛かるため、ほかのサービスに比べて高額になってしまっているのです。
この2回の工事は、基本的に別の日に行います。
ただし、同じ日に行うことを希望した場合は、追加で5,000円が請求されます。
ちなみに、2回の工事を同日にできるのは、東日本の戸建て住居のみです。
それ以外の条件の場合は、自動的に別日となって料金もかかりません。
NURO光の工事費を実質無料にする場合の注意点
NURO光の工事費は実質無料にできますが、注意点もあります。
申し込み方法やコースによっては、実質無料にならない可能性もあります。
そこで、事前に知っておくべき事柄をまとめました。
NURO光は、申し込み方法によって適用されるキャンペーンが変わります。
工事費が実質無料になるのは、NURO光の公式サイトから申し込んだ場合です。
このキャンペーンは「40,000円の工事費実質無料+33,000円のキャッシュバック」で、計73,000円分の特典が得られます。
しかし、「NURO光は工事費実質無料」と安心してほかの特典ばかりに目がいき、工事費が実質無料にならないキャンペーンを利用して後悔するケースもあるようです。
結局、どのキャンペーンに申し込んでも、特典を金額換算すると、同じく計73,000円分となるように作られています。
その金額の使い方が違うだけということがほとんどなので、現金で不足なくキャッシュバックが得られて、最も信頼できる公式サイトから申し込むとよいでしょう。
31カ月以上使わないと実質無料にはならない
NURO光の工事費が実質無料になるのは、30カ月に分割された工事費に対して、30カ月間同額の割引が適用されるためです。
もし30カ月以内に解約すると、残った期間分の割引は適用されなくなり、残額を支払わなくてはなりません。
例えば、15カ月目に解約したとすると、半分の約20,000円が請求されることになるということです。
ちなみに、2年ごとの更新月以外の解約には、別途9,500円の違約金も発生するため注意が必要です。
31カ月以内に引っ越した場合、引っ越し先で引き続き使えば実質無料になる
引っ越しをして、転居先で引き続きNURO光を使用する場合、移転手続きをすれば解約せずに利用できます。
その場合は、31カ月以内でも工事費の残債は発生しません。
転居先で新設に掛かる工事費も、新たに31カ月割引されます。
しかし、転居先でNURO光を引き続き使用しない場合は、解約しなくてはなりません。
その際は、通常通りに「違約金+工事費」の残債が請求されます。
支払い方法は2つから選ばなくてはならない
NURO光の支払い方法は、下記の2つから選ぶことになります。
- 口座引き落とし(手数料:200円)
- クレジットカード払い
上記いずれかを登録しないままでいると、コンビニ払いの用紙が届きます。
公式ページには「お支払方法が未確定の場合は、確定するまでキャッシュバックの付与時期が順延する場合がございます。」との記載があります。
そのため、キャッシュバックの受け取りを遅らせないためにも、申し込みの際の手順に従って、上記いずれかの支払い方法を登録するようにしましょう。
月々の請求額はいくらか
「工事費は実質無料になるとして、実際の毎月の料金はいくらになるのだろう?」と気になる人がほとんどだと思います。
ここからは、NURO光の月々の請求額を解説します。
31カ月目までは4,742円(税抜)
工事費割引特典の利用で、初月は日割り、2カ月〜31カ月までは4,742円です。
ちなみに、表示する価格は税抜き価格です。
開通月 (1ヶ月目) | 開通2ヶ月目~ 31ヶ月目 | |
---|---|---|
月額基本料金 | ~4,743円 (日割りで請求) | 4,743円 |
工事費割賦 | - | 1,333円 |
工事費割引額 | 0円 | -1,334円 |
合計 | ~4,743円 | 4,742円 |
32カ月目以降は4,743円(税抜)
32カ月目以降は、4,743円(税抜)が請求されます。
開通32ヶ月目以降 | |
---|---|
月額基本料金 | 4,743円 |
工事費割賦 | - |
工事費割引額 | 0円 |
合計 | 4,743円 |
工事費が30カ月払いになる理由
NURO光の工事費は、キャンペーンによって実質無料にできるとはいえ、なぜ30カ月払いになるのか疑問に思う人もいるでしょう。
その理由は、NURO光を「長く利用して欲しいから」です。
30カ月以内に解約すると、工事費の残債や違約金が発生するため、それが解約を思いとどまらせることができます。
もちろん、この解約防止策が好きではない人もいます。
そういった要望にも対応し、解約の際に工事費の残債や違約金が発生しない代わりに、「7,124円(税抜)+工事費40,000円」の「NURO光G2」プランも用意されています。
ただし、3カ月以上使う場合は、「NURO光G2V」コースのほうが料金メリットは大きいです。
また、その後も長く使えば使うほど、メリットになる差額は開いていきます。
総合的に見れば、検討の際には30カ月払いについては、あまり気にする必要はないでしょう。
なぜなら、こうした解約防止策は、NURO光だけでなくほかの各サービスでも行われているものだからです。
基本的には、長期間使ってもらえるクオリティのサービス内容でなければ、クレームにつながるため解約防止策は打てません。
NURO光の場合は、長期間にわたって高速回線を売りに提供を続けています。
さらに、ここ数年で関東から全国に提供エリアを拡大したことからも、安心して長期利用を検討できるサービスであるといえます。
NURO光の工事費を実質無料で便利に使おう!
NURO光の40,000円の工事費は大きな負担に思えますが、ほかのインターネット回線と同じように、実質無料になるので安心です。
ただし、6~10Gの超高速サービスや「forマンション」という限られた建物のサービスや、公式ホームページ以外のキャンペーンでは、実質無料にならない可能性があるので注意が必要です。
その点、公式ホームページからの申し込みであれば、案内もわかりやすく、意図しないコースやキャンペーンを選択してしまうリスクも防げます。
ぜひ、信頼できる公式ホームページを見て、NURO光への加入を検討しましょう。
- フレッツ光の約2倍の高速通信(最大2Gbps)
- 月額料金が安い
- 提供エリアが限定されている(順次エリア拡大予定)
- 申込から工事完了まで1~2か月
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