NURO光

NURO光は格安SIMのNUROモバイルと併用すればお得になる?

NURO光の格安SIMを調べているイメージ

格安SIM市場の競争が激化する中、さまざまなキャンペーンやお得なプランを打ち出している業者も多いです。
よって、よりお得に乗り換えできる格安SIMを見つけることで、家計の見直しにつながるでしょう。

ここでは固定回線がNURO光で、同じSo-netが提供する「NUROモバイル」に乗り換えた場合のメリットやデメリット、固定回線と併用した場合について解説していきます。
NUROモバイルを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

NUROモバイルのメリット

NUROモバイルは、2016年10月1日からサービスの提供をスタートした格安SIMです。まずはNUROモバイルのメリットを把握し、乗り換える際の参考にしましょう。

  • 回線は3キャリア全てに対応
  • データ容量に融通が利く
  • NUROモバイルで購入していない端末も補償される
  • SIMがすぐに届く
  • パケット低学制の海外用Wi-Fiルーターが使える

回線は3キャリア全てに対応

NUROモバイルのような格安SIMは、ドコモ・ソフトバンク・auといった大手三大キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。
一つのキャリアの回線しか利用できない格安SIMがある中、NUROモバイルは大手三大キャリア全てに対応していることが特徴です。

2016年10月にサービスをスタートした当初は、ドコモ回線のみに対応していました。
その後、2017年12月にソフトバンク回線、2019年5月にau回線が追加されています。

データ容量に融通が利く

多くのキャリアでは、契約する料金プランによって月に使用できるデータ容量が決まっています。
月の途中でデータ容量を超えると、通信速度が低下する制限があります。
通信制限がかかってしまうと、追加料金を払うなどの対処をしなければ、月末まで低速のインターネットを使わなければならず、不便な状況が続くことになるでしょう。

しかし、NUROモバイルでは、以下のように「前借り」「チャージ」「ギフト」のようなデータ容量に融通が利くサービスがあります。 そのため、データ容量の残量をそれほど気にすることなく使用できます。

データ前借り

多くのキャリアでは、月の途中にデータ容量を超えた場合、必要な容量を追加で課金することが一般的です。
しかし、NUROモバイルの場合、翌月分のデータ容量から前借りできるため追加課金することなく使用できます。

データ容量を前借りする際には、公式サイトの「マイページ」から簡単に手続きできるため便利です。
なお、利用回線に関わらず費用は無料になっています。

容量チャージ

月の途中でデータ容量を使い切った場合は、追加料金を課金することで、1GBごとにデータ量を購入する方法も選択できます。

このサービスは、利用する回線によって料金が異なります。 具体的な料金は以下のとおりです。

回線 料金
ドコモ回線 600円/GB
ソフトバンク回線 900円/GB
au回線 900円/GB

パケットギフト

パケットギフトとは、同じ回線を利用する人同士であれば、余ったデータ容量をプレゼントできるサービスです。
データ容量に余裕があるうちは何度でもプレゼントでき、さまざまな契約タイプや容量に対応しています。

このサービスは、利用する回線にかかわらず無料で利用できますが、公式サイトの「マイページ」で発行されるギフトコードを控えておかなければなりません。

NUROモバイルで購入していない端末も補償される

ドコモでは、月額料金を負担して「ケータイ補償サービス」に加入していれば、故障や紛失などのトラブルを補償してくれます。
多くのキャリアで同様の補償サービスを展開していますが、補償範囲は各キャリアが補償対象とする端末に限られているケースがほとんどです。

しかしNUROモバイルの場合、NUROモバイルで購入した端末はもちろん、他社で購入した端末も補償対象になるため安心です。また、このサービスの補償期間は無期限ですが、月額500円を支払わなければなりません。

SIMがすぐに届く

格安SIMを展開する他社の場合、mineoでは申し込みから4日前後、ワイモバイルでは平日16時までに申し込み完了すると最短で当日に発送されます。
一方でNUROモバイルの場合、曜日にかかわらず15時までに申し込みが完了すると、最短で当日に発送されるのでスピーディーです。

ただし、最短でSIMを受け取れるエリアは限られています。
端末とのセット購入の場合は、当日発送の対象外になるため、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

パケット定額制の海外用Wi-Fiルーターが使える

旅行や出張で海外を訪れる場合、日本とは通信規格が異なるため、端末を日本から持ち込んだだけではインターネットに接続できません。
海外でも、通常通りにスマホを使用するためには、現地の通信会社による回線を借りて電波を利用する必要があります。

これは「データローミング」と呼ばれており、端末の機能を「ON」にするだけで、通常通りに端末が使用可能になります。
しかし、データローミングは従量制課金で料金が計算されるため、使用頻度が少ない割に、高額な料金を請求されるといったリスクも潜んでいるため注意が必要です。

したがって、NUROモバイルで海外でも快適にインターネットを楽しむためには、パケット定額制の海外用Wi-Fiルーターを利用しましょう。
このサービスは世界200カ国以上で利用できるため、ほとんどの国や地域を網羅しています。
なお、料金は1日あたり300円からとなっており、渡航する国や地域、滞在日数によって異なります。

NUROモバイルはお得なのか?

NUROモバイルは大手三大キャリアと比較すると、大幅に月額料金がお得な格安SIMの一つです。
格安SIMも数多く存在しますが、NUROモバイルは他社と比較して本当にお得なのでしょうか。

NURO光とのセット割は存在しない

多くの固定回線を提供しているプロバイダでは、自社のモバイル回線も同時に展開しています。
固定回線とモバイル回線を同時契約すると、月額料金がお得になる「セット割」などのプランを打ち出しているプロバイダも存在します。

そのため、すでにNURO光を契約している場合、NUROモバイルに乗り換えれば、月額料金がお得になると考える人もいるかもしれません。
しかし、2019年6月時点では、セット割は設けられていないことが現状です。

ただし、ソフトバンクユーザーに限っては「おうち割光セット」というプランが設けられています。
このプランが適用されるためには、ソフトバンクユーザーであることに加えて、NURO光の固定回線とNURO光でんわの契約が求められます。

お得かどうかはデータ使用量等で変わる

NUROモバイルが他社と比較してお得かどうかは、使用する回線の種類や契約するデータ容量が大きく影響するといえるでしょう。

NUROモバイルでは、使用する回線に限らずデータ容量に応じて、以下の表で示すように4つのプランが設けられています。

ドコモの場合

回線:ドコモ データSIM データSIM+SMS 音声SIM(10分かけ放題なし) 音声SIM(10分かけ放題あり)
お試しプラン(0.2GB) 324円 486円 1,080円 1,944円
Sプラン(2GB) 756円 918円 1,512円 2,376円
Mプラン(7GB) 1,620円 1,782円 2,376円 3,240円
Lプラン(13GB) 2,916円 3,078円 3,672円 4,536円

ソフトバンクの場合

回線:ソフトバンク データSIM 音声SIM(10分かけ放題なし) 音声SIM(10分かけ放題あり)
お試しプラン(0.2GB) 540円 1,296円 2,160円
Sプラン(2GB) 1,059円 1,815円 2,679円
Mプラン(7GB) 2,268円 3,024円 3,888円
Lプラン(13GB) 3,219円 3,975円 4,839円

auの場合

回線:au データSIM データSIM+SMS 音声SIM(10分かけ放題なし) 音声SIM(10分かけ放題あり)
お試しプラン(0.2GB) 540円 702円 1,296円 2,160円
Sプラン(2GB) 843円 1,005円 1,599円 2,463円
Mプラン(7GB) 2,268円 2,430円 3,024円 3,888円
Lプラン(13GB) 3,219円 3,381円 3,975円 4,839円

この表を見ると、NUROモバイルではドコモ回線の使用が最も月額料金がお得だということがわかります。
ソフトバンクには「データSIM+SMS」プランは設けられていませんが、その他の料金はauとほぼ変わりません。なお、いずれの料金プランもSIM1枚のみの場合です。

NUROモバイルの速度は速いか?

NUROモバイルを始めとする格安SIMは、月額料金がお得なことが魅力です。
しかし、単に料金が安ければよいという問題ではありません。

料金が安くても通信速度に問題があれば、ネット環境は快適だとはいえないでしょう。
それでは、NUROモバイルの通信速度についてみていきましょう。

NUROモバイルの通信速度(理論値)

インターネット上の口コミでは、大手三大キャリアと比較すると、格安SIMの通信速度に不満を抱いているユーザーも多いことが現状です。
そもそも、通信速度とは一体どのようなものなのでしょうか。
通信速度には理論値と実行速度の2種類が存在し、理論値は単に理論上の最高速度のことを指しています。

下の表からわかる通り、下り最大速度と低速通信時の速度は回線ごとに違いはありません。

回線 下り最大 上り最大 低速通信時
ドコモ 988Mbps 75Mbps 200Kbps
(お試しプラン:32Kbps)
ソフトバンク 988Mbps 37.5Mbps 200Kbps
(お試しプラン:32Kbps)
au 958Mbps 112.5Mbps 200Kbps
(お試しプラン:32Kbps)

なお、上り最大速度に違いはありますが、重要なことは、インターネット上から受信する際の下り速度にあります
なぜなら、一般的にインターネットは、「下り最大30Mbps以上の速度で快適に使用できる」といわれているためです。

NUROモバイルの通信速度(実効速度)

2種類存在する通信速度のうち、実効速度は状況に応じて変動することが一般的です。
例えば、平日の夕方以降や休日など、インターネット通信をするユーザーが多い日や時間帯は混線状態になり、通信速度の低下を感じる人も多いのではないでしょうか。

ドコモ回線では、実効速度が不安定な日や時間帯もありますが、動画を高画質で視聴するレベル(1Mbps)よりも低下することはほとんどありません。
ソフトバンク回線はドコモ回線よりも速度が出にくく、混線状態によっては1Mbpsを下回る場合もあります。

NUROモバイルのデメリットと注意点

NUROモバイルでは、データ容量に融通が利くといったメリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。

  • 高速/低速の切り替えは不可
  • 速度制限が厳しい
  • 音声通話SIMには最低利用期間がある
  • データ容量の追加購入は割高になる可能性がある

メリットだけでなくデメリットも把握し、乗り換える際の参考にするとよいでしょう。

高速/低速の切り替えは不可

インターネットの使用状況に応じて通信速度を切り替えることで、毎月のデータ容量をコントロールできるので便利です。
格安SIMの楽天モバイルやmineoの場合、通信速度の切り替えができます。

しかし、NUROモバイルは通信速度を切り替える機能は備えられていません
ただし、データ前借りやパケットギフトをうまく利用すれば、月々のデータ容量を過度に気にせず使用できます。

速度制限が厳しい傾向

多くのキャリアと同様に、NUROモバイルも規定値以上のデータを通信した際に、速度制限がかかります。
しかし、NUROモバイルの規定値は公表されておらず、場合によっては400MB程度使用しただけで200Kbpsの速度制限がかかるケースも報告されています。

この数値を見ると、他社よりも速度制限がかかる基準が厳しい傾向にあるといえるでしょう。

音声通話SIMには最低利用期間がある

多くのキャリアでは、契約から一定期間は原則として解約できない「最低利用期間」が設けられています。
NUROモバイルでは、契約タイプによって最低利用期間の規定が異なり、音声通話プラン以外では最低利用期間は定められていません。

音声通話プランの場合は最低利用期間が12カ月で、この期間内に解約すると違約金の支払い義務が生じます。
契約月に解約すると12,000円(税別)の違約金がかかり、その後は一カ月ごとに1,000円(税別)ずつ減額していく仕組みになっています。

データ容量の追加購入は割高になる可能性がある

NUROモバイルでは、月の途中でデータ容量を使い切ってしまったら、データ前借りやパケットギフトのほか、容量チャージを利用すると1GBずつ追加できます。

容量チャージには1GBごとに600~900円と割高 なため、場合によってはデータ容量の多い料金プランに変更したほうがお得になる可能性もあります。

のため、データ前借りやパケットギフトだけで対処できなくなった場合には、料金プランの変更を検討してみてはいかがでしょうか。

NUROモバイルがおすすめの人とは

NUROモバイルは、他社のようにセット割がないことがデメリットの一つです。
しかし、同じ回線同士でパケットを譲りあったり、3つの回線から選択できることはメリットといえるでしょう。

それでは「NUROモバイルはどのような人におすすめなのか」をみていきたいと思います。

ソフトバンクユーザー

NUROモバイルは、固定回線とモバイル回線の同時契約で、料金が割引きされるセット割は存在しません。
しかし、ソフトバンクユーザーであれば、「おうち割光セット」が利用できます

ただし、このサービスの適用を受けるためには、いくつかの条件をクリアする必要があるので注意が必要です。

周囲に同じ回線のユーザーが多い人

NUROモバイルは、同じ回線であればパケットを譲りあえる「パケットギフト」が無料で利用できます

そのため、家族や友人など同じ回線のユーザーが多いほど、データ容量を気にせずに使用できるでしょう。

このサービスは、どの契約タイプでも利用できます。
ただし、お試しプランの場合は、データ容量を贈ることも受け取ることもできないので覚えておきましょう。

自分の利用状況に合わせてNUROモバイルをお得に使おう!

多くの格安SIMとは異なり、NUROモバイルには固定回線とモバイル回線を同時契約しても、料金がお得になるセット割が存在しません。
しかし、NUROモバイルならではのお得なサービスもあるため、インターネットの利用状況に合わせて乗り換えることも選択肢の一つです。

また、格安SIMの数は非常に多く、ユーザー獲得のために競争も激化しています。
そのため、各社では魅力的な料金プランやサービスを続々と提供していることも事実です。
NUROモバイルでも新たな料金プランやサービスの提供を期待しつつ、お得に利用しましょう。

編集者情報

Proval編集部
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