NURO光の電話サービス「NURO光でんわ」はお得?メリットや繋がらない時の対処法を解説

インターネット回線をNURO光へ乗り換える機会に、固定電話もひかり電話に切り替えようとしている人も多いはずです。
ではNURO光のひかり電話サービス「NURO光でんわ」は、通常の固定電話比べて料金やサービス内容は充実しているのでしょうか?
NURO光でんわに切り替えることで、通常の固定電話に比べ基本料金も通話料金も格段に安くなります。
あまり電話を利用しない人も、頻繁に長電話を行う人も、NURO光でんわに切り替えた方がお得です!
しかし、切り替えに不安を感じる方も多いと思います。
「通話品質は変わらない?」「電話番号は変わってしまう?」といった心配があると思います。
面倒に感じてしまうと、ちょっと安くなる程度なら切り替えようと思わなくなってしまいますよね。
NURO光でんわに切り替えても、電話番号を変えずに利用する方法はあります。
さらに簡単な手続きで電話番号の引き継ぎ利用ができるので、固定電話をお使いの方はNURO光でんわへの切り替えが絶対におススメです!
この記事ではNURO光でんわでどれだけ料金が安くなるのか、電話番号を変えずに切り替える方法などを解説します、
「電話がつながらない」などのトラブル対処法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
- フレッツ光の約2倍の高速通信(最大2Gbps)
- 月額料金が安い
- 提供エリアが限定されている(順次エリア拡大予定)
- 申込から工事完了まで1~2か月
NURO光でんわの基本料金と通話料金
NURO光でんわの基本料金と通話料金は下記の通りです。
基本料金 | 関東地区 | 500円 |
---|---|---|
東海・関西・九州 | 300円 | |
ソフトバンクあて | 無料 | |
国内一般・IP電話 | 7.99円/3分 | |
国内携帯電話 | 8-23時 | 25円/1分 |
23-8時 | 20円/1分 | |
国内PHS | 1通話10円+10円/1分 | |
国際電話(固定電話) | アメリカ | 7.99円/3分 |
後述しますが、通常のNTTの固定電話と比較すると基本料金、通話料金ともに非常に安い料金となっています。
豊富な便利オプション
NURO光でんわは迷惑電話対策などのオプションも非常に豊富です。
サービス単体での申し込みも可能ですが、迷惑電話対策などがセットになったパックオプションは工事費が不要で月額料金もお得でおすすめです。
サービス | 工事費 | 月額 | |
---|---|---|---|
単体 | 番号表示 | 1,000円 | 400円 |
番号通知リクエスト | 1,000円 | 200円 | |
キャッチ電話 | 無料 | 300円 | |
着信お断り | 1,000円 | 600円 | |
着信転送 | 無料 | 500円 | |
ベーシックパック | 番号表示・番号通知リクエスト | 無料 | 600円 |
パック1 | 番号表示・番号通知リクエスト・キャッチ電話・着信お断り・着信転送 | 無料 | 900円 |
パック2 | キャッチ電話・着信お断り・着信転送 | 無料 | 630円 |
パック3 | 番号表示・番号通知リクエスト・キャッチ電話・着信お断り | 無料 | 800円 |
パック4 | キャッチ電話・着信お断り | 無料 | 530円 |
主に不審な電話番号からの着信をブロックしてくれる「着信お断り」や番号を表示(ナンバーディスプレイ)などは非常に便利なサービスです。
迷惑電話にお悩みの方はオプションにも加入してみましょう。
NURO光でんわのメリット
NURO光でんわは下記のメリットがあります。
- 基本料金が安い
- 通話料金は国内全国一律
- これまで使っていた電話番号を引き継ぐことができる
- ソフトバンクの携帯ユーザーはさらに料金がお得になる
詳細を次項以降で解説します。
基本料金が安い
NURO光でんわは基本料金が通常の固定電話と比較すると格段に安いです。
ひかり電話は電話線ではなく、インターネット回線を使って電話ができるため、設備の維持管理費用が安く済むからです。
通常NTTの固定電話(加入電話)では、基本料金が2,300円~2,500円/月必要になります。
一方、NURO光でんわの基本料金は、関東地区で500円/月、東海・関西・九州地区で300円/月と格段に安くなります。
毎月の固定電話に関する固定費を削減したい方は、NURO光でんわに切り替えた方が断然お得になります。
通話料金は国内全国一律
NURO光でんわは基本料金だけでなく、通話料金も加入電話に比べて格段に安いです。
通常の加入電話では電話先の距離が遠いほど通話料金が高くなりますが、NURO光でんわは全国一律で約8円/3分で通話ができるからです。
通常の加入電話は、電話をかける相手が離れていれば離れているほど通話料金が高くなります。
これはたくさんの交換局を経由しなければいけないからです。
交換局は電車の駅で例えるとわかりやすいです。
電車はたくさんの駅を経由するほど電車賃が高くなりますよね。
電話線による電話も同じで、間に経由する交換局が増えれば増えるほど、通話料金が高くなってしまいます。
NTTの平日昼間(8:00~19:00)の3分間の通話料金は下記の通りとなっています。
県内 | 県外 | |
---|---|---|
区内 | 8.5円 | ー |
隣接・~20km以内 | 40円 | 40円 |
20km~30km | 90円 | 90円 |
30km~60KM | 90円 | 160円 |
60km~100km | 160円 | 360円 |
100km~ | ー | 640円 |
これに対し、NURO光でんわの通話料金は、国内であれば距離に関係なく7.99円/3分となっています。
インターネット回線を使った電話は、音声を「パケット」というデータに変えて通話先に届けるので、交換局を通る必要がありません。
インターネットは海外のサイトでも国内のサイトでも、同じように料金は変わらず通信できますよね。
電話も同様で、インターネットの通信と同じようにデータのやり取りを行うので、距離別の料金が必要ありません。
頻繁に県外の方と固定電話でのやり取りを行うという人はNURO光にかぎらず、ひかり電話に切り替えた方が通話料金を節約できます。
これまで使っていた電話番号の引き継ぎ(LNP)ができる
NURO光でんわは、これまで使っていたNTTの電話番号を変えずにNURO光でんわに切り替えることができます。
「固定電話の番号ポータビリティ」(LNP)という仕組みを使うことができるからです。
携帯電話でもMNPという仕組みを利用した方も多いと思います。
MNPはMobile Number Portabilityの略で、読んで字のごとくモバイル向けの仕組みです。
一方でLNPはLocal Number Portabilityの略で固定電話向けの仕組みとなっています。
LNPには特別な手続きが必要ですが、詳細はのちほど紹介します。
一部番号の引き継ぎができないケースについても解説するので、確認しておきましょう。
NURO光でんわへの切替で電話番号が変わることを懸念している人は、引き続き同じ電話番号を利用できるのでLNPを活用しましょう。
ソフトバンクの携帯ユーザーならさらに料金がお得
ソフトバンクの携帯電話を使っている人は、NURO光でんわを導入した方がおすすめです。
NURO光でんわを導入すると、ソフトバンクの携帯電話との連携割引制度「おうち割光セット」「ホワイトコール24」の適用条件を満たすことができるからです。
毎月の携帯電話のパケット料金が最大1,000円/月割引になるほか、NURO光でんわからソフトバンクの携帯電話への通話料金が24時間無料となります。
それぞれの割引プランの仕組みについては下記で紹介します。
携帯電話とのセット割「おうち割光セット」を適用できる
おうち割光セットは、NURO光でんわとソフトバンク携帯をセットで利用することで、ソフトバンク携帯の利用料金から永年毎月最大1,000円割引される制度です。
割引対象となる携帯電話はNURO光契約者本人とその家族の最大10回線まで割引を利用できます。
割引額はソフトバンク携帯電話のパケットプランに応じて異なりますが、500円~1,000円の割引を利用できるようになります。
対象のパケットプランや適用条件は下記サイトにも記載があります。
おうち割 光セット | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
NURO光でんわの基本料金が300円/500円であることを考えると、ソフトバンクの携帯電話をご利用の方は非常にお得になります。
家族内にソフトバンクの携帯ユーザーが多い場合はさらにお得になるので、NURO光でんわの契約をおすすめします。
ソフトバンク携帯宛へは「ホワイトコール24」で無料電話が利用できる
NURO光でんわとソフトバンク携帯との契約をセットにすると、NURO光でんわからソフトバンク携帯への通話も非常にお得になります。
ソフトバンクの無料通話制度「ホワイトコール24」も利用することができ、NURO光でんわから全てのソフトバンク携帯への通話料が24時間無料になるからです。
さらに登録したソフトバンク携帯からすべてのNURO光でんわ、他社のIP電話への通話料金も無料になります。
定額費用も必要ないので、ホワイトコール24に申し込むだけで通話料金をお得にできます。
詳細はソフトバンクのホームページにも記載があります。参考にしてください。
ホワイトコール24 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
固定電話とソフトバンク携帯との電話が多い方は非常にお得な無料通話制度です。
とくに家族にソフトバンクの携帯ユーザーが多い方は、通話がお得になるのでNURO光でんわの導入をお勧めします。
NTTの加入電話との比較
ここまで、NURO光でんわのメリットなどを解説しました。
主に料金面のメリットを紹介しましたが、改めて通常のNTTの加入電話との料金を比較してみましょう。
NURO光 | NTT西日本加入電話 | NTT東日本加入電話 | |
---|---|---|---|
基本料金 |
500円(関東) 300円(関東以外) | 1,450円~1,700円 | 1,450円~2,500円 |
県内(~60km)通話料金(3分) | 8円/3分 | 90円/3分 | 90円/3分 |
ご覧の通り、NTTの加入電話と比較して基本料金も通話料金も格段に安く抑えることができます。
電話をあまり使わない方でも、基本料金を非常に安くすることができます。
電話をよく使うという方でも、通話料金は10分の1以上安くすることができます。
上記表の通り、毎月の固定費を抑えたいという人にとって、NURO光でんわは非常にお得なサービスであることがわかります。
NURO光でんわのデメリット
ここまでNURO光でんわのメリットを紹介しましたが、デメリットも存在します。
NURO光でんわの主なデメリットは下記の通りです。
- 初期費用がかかる
- 停電時には電話を利用できない
詳細を次項で解説します。
初期費用がかかる
NURO光でんわの導入には、回線工事費用として初期費用3,000円が必要になります。
さらに個別でオプションに加入する場合も1,000円ほどの工事費用が必要です。
さらに後述するLNPを行う場合は、NTTから回線休止工事費用として工事費1,000円と1回線当たり1,000円の工事費用が必要になります。
つまりLNPを使ってNURO光でんわに切り替える場合、合計で5,000円が必要になってしまいます。
ただそれ以上にNURO光でんわは毎月の基本料金、通話料金を格段に安くできます。
すぐにもとを取れるので、早めの切り替えをお勧めします。
なお、NURO光のキャッシュバック特典を利用すると初期費用を0円にすることができます
ぜひ活用してお得に乗り換えしましょう。

停電時に電話を利用できない
NURO光でんわは、停電時には利用できなくなってしまいます。
上述した通り、NURO光でんわはインターネット回線を使って通話するからです。
地震などの災害時は安否確認のために電話を使う場面が増えると思います。
しかし、もしも停電してしまっていた場合は通話ができません。
安否確認などは携帯電話で行うこととなってしまいます。
予備電源などがあれば利用できる場合もありますが、災害発生時には基本的に携帯電話などを利用することをお勧めします。
電話番号を引き継いで利用できない(LNPできない)条件
上述した通り、基本的にNURO光でんわは使用していた電話番号をそのまま引き継いで利用することが可能です。
しかし例外もあります。
NURO光でんわで同じ電話番号を引き継げないケースは下記の通りです。
- 他社のひかり電話で発行された電話番号の場合
- NTTの電話加入権が解約になっている場合
上記のパターンで共通していることは「NTTの電話加入権を持っていない、もしくは消失している」ことです。
では電話加入権とはどのようなものなのでしょうか。
電話加入権とは
電話加入権とは、簡単に言えば「NTT(東日本/西日本)の電話回線を契約するための権利」のことを指します。
多くの場合、NTTの固定電話を引く際に、電話加入権を購入することでNTTの固定電話を利用できるようになります。
ひかり電話へ移行する場合、この電話加入権を残したままひかり電話へ引き継ぐことができません。
このため、ひかり電話へ同じ番号を引き継ぐ場合は、NTTに対して休止や一時中断、解約の手続きが必要になります。
では上記の2パターンについて、電話加入権がどのような扱いとなっているか見てみましょう。
まず、他社のひかり電話で発行された電話番号の場合、そもそも電話加入権に入っていません。
発行された電話番号は契約したインターネット回線が発行した電話番号なので、他社との互換性がなく、同じ電話番号を引き継ぐことができません。
またNTTの電話加入権を解約した場合も同様です。
ひかり電話へ引き継ぐ場合、NTTの電話加入権は休止か一時停止、解約かを選ぶことができます。
休止か一時停止させていた場合、NTTの電話加入権を再開させる手続き(アナログ戻し)を行えば、同じ番号でNTTの加入電話に戻すことができます。
しかし、ひかり電話へ切り替えた際に電話加入権を解約してしまっていた場合、再び同じ番号でNTTの加入電話に切り替えることができません。
また休止の手続きも、5年更新で最大10年間まで有効なものです。
10年を越えてしまうと申し出がない限り自動解約の扱いとなってしまいます。
普段意識する機会のない電話加入権ですが、加入権の有無は下記電話番号に電話することで確認できます。
- 固定電話から:局番無しの116
- 携帯電話から:0120-116000(東日本)、0120-116116(西日本)
電話番号を引き継いで利用する(LNPをする)方法
上述した通り、NURO光でんわはこれまで使用していた固定電話の電話番号を引き継いで利用する、LNPが利用できます。
上記の条件に当てはまらない方はLNPで電話番号の引き継ぎを行いましょう。
LNPの申請手順は下記の通りとなっています。
- NTTに電話して、「電話加入権の休止」の手続きを行う
- NURO光に番号ポータビリティの申込をしてNURO光でんわを契約する
簡単に申請ができることがわかると思います。
電話加入権は「休止」が最適
電話加入権は「休止」か「一時中止」か「解約」かを選ぶことができますが、休止が最適です。
一時停止は月額料金が引き続きかかってしまいます。
解約は料金は不要ですが、将来的に再びNTTの固定電話に戻したい時に戻せなくなってしまいます。
休止に関しては手数料として2,000円が必要になりますが、NTTの固定電話に戻したい時に同じ電話番号で戻すことが可能です。
NTT東日本の場合、5年ごとに更新が必要で、最大10年間、電話加入権をNTTに預けることが可能です。
ただ、10年後も継続して休止手続きを行いたい場合は、NTTに連絡することで休止を延長させることができます。
手続きを忘れてしまうと、自動解約となってしまうので注意しましょう。
NTT西日本は休止に関して期限はないので、いつでも再開させたい時に再開手続きが可能です。
NURO光でんわ解約後も別の電話で同じ電話番号を利用したい場合は、電話加入権を残しておくことが必須となるので、休止手続きをおすすめします。
他社のひかり電話から電話番号を引き継いで利用する方法
他社のひかり電話を使用して、LNPを利用してNURO光でんわに切り替える場合は、一度電話加入権を再開させる手続きが必要になります。
この手続きは通称「アナログ戻し」と呼ばれています。
アナログ戻しは下記のNTTへ電話するだけで完了します。
- NTT東日本:0120-116-000
- NTT西日本:0120-116-116
連絡後数週間でアナログ戻しの手続きが完了します。
アナログ回線に戻る前に、契約中の回線とひかり電話を解約してしまうと固定電話を使えない期間が発生します。
アナログ回線に戻ったことを確認してから解約するようにしましょう。
NURO光でんわの申込方法
NURO光でんわは、NURO光の回線の新規申し込み時でも、回線開通後でもどちらでも申し込むことができます。
ただNURO光でんわの利用ができるまでの期間や手続きに違いがあるので、次項でそれぞれ手続きを解説します。
NURO光と同時にNURO光でんわを申込む方法
NURO光のインターネット回線と同時にNURO光でんわを申込む際の手続きは下記の通りです。
- 電話かWebでNURO光に申込む
- オプション選択画面で「NURO光でんわ」を選択する
- NURO光の宅内工事日を調整する
- 宅内工事を実施する
- 屋外工事日を調整し、実施する
- NURO光でんわの利用開始(新規番号の場合2営業日後、LNPの場合2~3週間後)
以上でNURO光でんわを利用できるようになります。
NURO光の申込からNURO光でんわの利用開始まで、1~2ヶ月ほどかかります。
引越し繁忙期などの場合は、工事の予約が取りにくく、場合によっては3ヶ月以上かかることもあります。
電話を利用できない期間ができることを避けるためにも、NURO光でんわの利用開始まで、前電話回線の解約はしないようにしましょう。
NURO光契約済で、でんわオプションを追加で申し込む方法
NURO光をすでに契約済みで、NURO光でんわオプションだけ追加で申し込む場合、下記の方法で申込みができます。
- NURO光ユーザーWebから申し込みを行う
- NURO光でんわの利用に必要な機器(テレフォニーアダプタ)を受け取る(申し込みから約3日後)
- LNPの場合は、番号ポータビリティ工事日を調整し、工事を受ける
- NURO光でんわの利用開始(新規番号の場合2営業日後、LNPの場合2~3週間後)
以上でNURO光を利用できます。
追加でNURO光でんわを申し込む場合、新規で同時申し込みする場合よりも利用開始までの期間は短く済みます。
しかし上記同様LNPを利用する場合は、使用開始までに少し期間がかかります。
申込後すぐ利用ができるわけではないので、1ヶ月ほどの時間を見ておきましょう。
NURO光でんわの初期設定方法
NURO光でんわの利用工事が完了したら、回線終端装置(ONU)とテレフォニーアダプタ(TA)を配線する設定手続きに入りましょう。
初期設定はテレフォニーアダプタに同封されている「クイックガイド」に配線の方法などが書かれています。
クイックガイドが見当たらない場合は、下記ページでも確認することができます。
ご提供する機器に関して
自宅に届いたTAが「TA (テレフォニー・アダプター) 2.0C mini」「TA(テレフォニー・アダプター) 2.0」のどちらか、画像を確認して設定を行いましょう。
その後、「NURO光でんわのご利用開始メール」が登録しているメールアドレス宛に届きます。
メールが届いたら、TAのランプを確認しましょう。
「インターネット回線ランプ」と「電話」ランプが点灯していれば正しく設定が完了しています。
確認できたら、電話機から線路試験受付「111(通話無料)」へダイヤルして通話できることを確認しましょう。
NURO光でんわが繋がらないというトラブル
NURO光でんわを開通したにも関わらず、「電話がつながらない」というトラブルも発生しています。
ただ、しっかり確認すれば解決できる問題であることが多いので、焦らずに確認項目をチェックしてください。
初めてNURO光でんわを利用する人
初めてNURO光でんわを利用する方で電話がつながらないという方は、まだ工事が完了していないという可能性があります。
自宅でNURO光の開通工事が完了していても、別途NURO光側で数日間の開通作業が必要になります。
さらに番号ポータビリティを利用している方はNURO光の工事完了後、1週間ほどでNURO光でんわの開通工事を行います。
これらの工事が完了するまで、NURO光でんわを利用できないので気を付けてください。
工事予定日などは下記ページでも確認できます。
NURO 光 でんわの工事日を知りたい
また工事完了後でも、当日の16時まではNURO光でんわは利用できません。
工事が完了して利用開始できる状態にあるかどうか一度確認してみることをお勧めします。
NURO光でんわが繋がらない場合の対処法
上記を確認しても電話がつながらない場合、下記の項目を確認して原因を探っていきましょう。
メンテナンス障害を確認する
NURO光の回線に障害が発生している場合や、メンテナンス中の場合、つながらなくなることがあります。
下記ページで障害やメンテナンス状況を確認してください。
So-net 障害・メンテナンス情報
発信先電話番号を確認する
NURO光でんわから発信できない番号があります。
また、電話機の設定によって県外や携帯電話への電話ができないケースもあります。
下記ページで確認できるので、通話できない発信先番号ではないか、電話機の設定を誤っていないか確認してください。
NURO 光 でんわでかけることができる電話番号 / 電話サービスを知りたい
NURO 光 でんわで県外や携帯電話に発信ができない理由を知りたい
TAのランプの状態を確認する
通常NURO光でんわを利用できる場合、ランプは次のように点灯します。
「電源ランプ」:緑点灯
「警告ランプ」:点灯なし
「インターネット回線ランプ」:緑点灯
「電話ランプ」:緑点灯
「電話ランプ」がオレンジ色に点灯している場合は、工事がまだ完了していない場合があります。
上記の工事状況を確認してみましょう。
また上記と異なるランプが点灯している場合、配線に誤りがある可能性があります。
配線を確認する
LANケーブルやモジュラーケーブルなどの配線に誤りがある場合、正しく通話ができない可能性があります。
今一度、クイックガイドを確認して、配線に誤りがないかチェックしてください。
ご提供する機器に関して
このほか、ケーブルに破損がある場合も正しく通信ができません。
破損がある場合は下記のNURO光テクニカルセンターへ問い合わせてみましょう。
NURO光テクニカルセンター
機器を再起動する
配線に誤りがない場合、機器の再起動を行うことで利用できるようになる場合があります。
一度全ての通信機器の電源を切って、5分~10分置いてから再度電源を入れて利用できるか試してみましょう
電源を切る手順は下記の通りです。
- 電話機、パソコンの電源を切る
- TAの電源を切る
- ONUの電源を切る
電源を入れる場合は上記の反対の手順で行うことができます。
線路試験受付番号への通話確認
ここまで確認できたら、線路試験受付番号「111(通話無料)」へダイヤルして通話できるか確認してください。
上記を試しても通話できない場合は下記のNURO光テクニカルセンターへ問い合わせてみましょう。
NUROテクニカルセンター
NURO光でんわのよくある質問
このほか、NURO光でんわに関するトラブル、質問については、下記ページでも確認することができます。
契約前に気になることがある人や、開通後のトラブルに遭遇した人は確認してみてください。
まとめ
ここまでNURO光でんわのメリットやデメリットについて詳しく解説しました。
NURO光でんわは基本料金も通話料金も、通常の固定電話と比較して非常に安いサービスです。
毎月の固定費を抑えたい方には非常におすすめです。
近年は携帯電話の普及で固定電話の重要度は下がってきています。
それでも安定した通話や長い電話をする方とっては固定電話は便利なサービスです。
NURO光でんわは、メリットの大きなサービスです。NURO光の契約を検討している人やすでにNURO光を利用している人は加入を検討してみましょう。
- フレッツ光の約2倍の高速通信(最大2Gbps)
- 月額料金が安い
- 提供エリアが限定されている(順次エリア拡大予定)
- 申込から工事完了まで1~2か月
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